番組情報
- #29 敦賀の商店街を元気にせよ!
- 2025年11月22日(土)放送
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今回のクエストは「敦賀の商店街を元気にせよ!」。
北陸新幹線が敦賀駅まで延伸開業してから1年。訪れる人の数は開業前より4割近く増えている一方で、未だ課題となっているのが商店街の問題。駅前の商店街にもシャッターが目立ちます。そんな中、商店街の活性化を目指して奮闘するグループがいます。氣比神宮前の神楽1丁目商店街の女性たちが集まった「神楽べっぴん会」です。結成は2017年。県内外の様々なイベントで商店街の広報活動を行い、今では商店街の広告塔的な存在に。新しい商品の開発も行っていて、敦賀とは縁の深い昆布とサバ節やシイタケ、隠し味にみかんの皮を加えた“べっぴんだし”を今年、発売しました。そうした活動が評価され、経済産業省が選出する「はばたく商店街三十選」にも選ばれています。
そんな「神楽べっぴん会」のリーダー、中道尚子さんが、今回のわがまちプレーヤー。最も力を入れているのは空き店舗対策。メンバーからも特殊能力と称される「人を巻き込む力」で空き店舗を活用した新たな出店者を次々と獲得。店の経営だけでなく、商店街を盛り上げるための活動にも参加してもらっています。空き店舗の少しでも寂しげな雰囲気を少しでも変えるため、シャッターにおしゃれな商店街のロゴを入れているのですが、デザインしたのも、中道さんに巻き込まれた出店者の一人です。
また、今年からインバウンド対策にも本格的に力をいれています。今年最多を記録するなど、敦賀港に寄港する大型クルーズ船の数が増えていることが大きな理由です。訪れる外国人旅行者に対応するため、今年から商店街の中に免税一括カウンターも設置。「神楽べっぴん会」のメンバーが受付を行っています。そして今回、大型クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」が寄港した一日に注目。2700人が乗船し、半分以上の旅行者がバスに乗って商店街へ訪れます。「神楽べっぴん会」にとっても勝負の一日。大忙しの中道さんをサポートするため、福山研究員もお手伝いに。
当日は「神楽べっぴん会」が中心となって民謡踊りを披露。町の名前が入ったハッピを外国人旅行者に着てもらい、一緒に踊りにも参加してもらう趣向です。英語が得意ではないけれど、福山研究員も裏方としてお手伝い。笑顔と身振り手振りも織り交ぜて、外国人旅行者に参加を呼びかけます。
また、今年発売されたばかりの「べっぴんだし」の試飲も開催。ここでも福山研究員、何とか外国人旅行者に飲んでもらおうと奮闘します。果たして、外国人旅行者に満足してもらえるのか?
過去の放送

- 2025年11月29日放送
- #30 越前町をオリーブの産地に!

- 2025年11月22日放送
- #29 敦賀の商店街を元気にせよ!

- 2025年11月15日放送
- #28 “事業承継”で福井のチカラを守れ!

- 2025年11月08日放送
- #27 よっぱらいサバで未来を切り開け!

- 2025年10月25日放送
- #26 ふくいSDGsマップを作れ!


