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福井県杉本知事の“出直し選挙”はなしか 早ければ来年1月の投開票に 「推進力を失う懸念は大きい」県内政界に激震
複数の県職員に送ったテキストメッセージがセクハラにあたるとの認識を示し、辞職を表明した杉本知事。任期半ばでの突然の辞任は、県内に大きな波紋を広げています。
杉本知事は、年明けの特別調査結果の公表に伴い、県政に深刻な影響を及ぼすことを避けるために、12月1日に始まる12月県議会を前に辞職する意向を固めたと25日に表明しました。
辞職表明の会見から一夜明け、登庁する職員に知事の辞職について見解を問うと、一様に口を閉ざしました。
一方で県民からは、辞職を惜しむ声も聞かれました。
<県民>
「とても誠実そうな方だったので意外。どういうセクハラだったのか明らかになっていないので何とも言えない。素敵な方だと思った。(今後については)原発についてしっかりやってもらえる方がいい」
「悪い人だとは思わなかった。そういう問題が出て、え、と思った。一回信用落とすと本人にとって大変」
「頑張ってやっていたと思う。惜しいなと思う。北陸新幹線延伸への問題とかいろいろやっていたから残念」
「率直にびっくりした。想像がつかなかったので…福井県は教育にかなり力を入れているので(杉本さんが)引き継いでやってくれたのかなと思う。娘も今高校生なので恩恵はあるのかなと」
県内政界からは県政の停滞への懸念の声が聞かれました。
自民党福井県議会 田村康夫会長:
「大変残念。福井県を本当に大好きで、福井にご縁もある方。なんでこんなことになってしまったのかなと思うが、決断は決断として受け止めたい。能力がある方なので、今後もいろいろな形で応援してほしい。停滞がないように今の時期に決断されたということなので、その気持ちも十分受け止めながら県民に迷惑をかけないよう動いていきたい」
民主・みらい 北川博規会長:
「言い方は悪いが、いろんな問題を積み残したままの辞職表明なので、それぞれ関わってきた人たちにとってみると後ろ盾を失う。推進力を失うことへの懸念は大変大きい、私たちも含めて」
杉本知事のセクハラ問題の発端は、1人の県職員から外部の相談窓口への通報でした。知事は25日の会見で、複数の職員に送ったテキストメッセージの内容がセクハラに当たると認めました。
県が、類似事案がないか職員約6000人を対象に実施した全庁調査の結果は、来年1月以降に公表されることに決まりました。
北陸新幹線や原子力など重要な課題がや山積みの中、県政に深刻な影響を及ぼすことを避けるために辞職を選んだとしています。
知事選は、辞職の通知が出された翌日から50日以内に行われることになっていて、早ければ来年1月にも投開票となる見通しです。
知事は「早く新体制で県政を再始動させる必要がある」と述べ、出直し選挙の可能性は低いとみられています。
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