番組情報
- #31 山の動物と私たちのミライを考えよ
- 2025年12月06日(土)放送
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今回のクエストは、「山の動物と私たちのミライを考えよ」。
福山研究員が向かったのは、山に囲まれた美浜町新庄です。
向かう途中、福山研究員が目にしたのは、動物除けの柵。山の動物が田畑を荒らし、住民の人たちを困らせていることが伺えしれます。
こうした動物による被害を減らしてくれるのが猟師です。今回のわがまちプレーヤー・上尾航司もその一人です。
日々、命と向き合う猟師の上尾さんは、厄介者とはいえ、命をいただく尊さを皆に知ってもらおうと「ハンター体験」を行ったりしています。
今回、福山研究員も「わな猟」に同行。動物の足跡や獣道を辿り、わなを仕掛けるのに最適なポイントを探します。
上尾さんは、猟で仕留めたイノシシやシカなどを余すところなく「いただく」ために、地元の加工場で、食肉に加工していきます。上尾さんらによって処理されたイノシシやシカなどの肉は、ジビエ料理用として、全国へ出荷されていて、おいしいと評判です。
こうして処理されたジビエ肉は、美浜町新庄にあるカフェ「MIROKU」でもいただくことができます。福山研究員は、シカ肉のカツカレーを山の恵みに感謝しながら「いただき」ました。
ハンター体験で、山の恵みの尊さを学んだ福山研究員は、ただ食べるだけではなく、余すところなく「命」をいただきたいと、加工場で置いたままになっていたシカの角に着目します。
上尾さんから角を分けてもらい向かった先は、小浜市にある「Fuune leather factory」。革製品の工房で、鹿の角を何かに使えないか相談しにきたのです。
ご主人の森下繁さんから、アクセサリーにするとよいとのアドバイスをもらい、早速、加工。鹿の角で作ったペンダントやキーホルダーを身に着けると、「普段から山の命を身近に感じられる」と、手作りした鹿の角のアクセサリーの魅力を感じていました。
森下さんも、山の命について考えるきっかけとして、アクセサリーづくりなど、親子ワークショップを開いていきたいと、思いを新たにしていました。最後に、上尾さんに想いを込めてもらったパワーボールには、「命の大切さを伝えたい!」の文字が。
「いただきます」の重みや命をいただいている大切さをみんなに伝えていきたいと意気込みを語ってくれました。
過去の放送

- 2025年12月06日放送
- #31 山の動物と私たちのミライを考えよ

- 2025年11月29日放送
- #30 越前町をオリーブの産地に!

- 2025年11月22日放送
- #29 敦賀の商店街を元気にせよ!

- 2025年11月15日放送
- #28 “事業承継”で福井のチカラを守れ!

- 2025年11月08日放送
- #27 よっぱらいサバで未来を切り開け!


