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「日々、巧妙化し悪質化する」詐欺の手口 嘘の広告からSNSに誘導…“投資グループ”で「私も儲かった」 まずは“疑う”ことで被害防止を
SNSを通じて知り合った相手から金をだまし取る詐欺が急増しています。警察ではこれらの詐欺をSNS型投資・ロマンス詐欺と定義していて、福井県内では去年、過去最悪の被害を記録しました。1月もSNSで投資話を持ち掛けられ約850万円をだまし取られるなど被害が出ています。巧妙化する詐欺の手口と対策をまとめました。

詐欺について県民に話を聞くと―
「友達のSNSに怪しいメッセージが来たのを見せてもらった。(金とか、投資の話に)行くみたい。危ないからやめたらと言ったら、(友達は)やり取りをやめた」
SNSで知り合った相手からの投資話。これは詐欺の入り口かもしれません。
SNSでやり取りを重ね、信頼関係を築いた相手から金をだまし取るSNS型投資・ロマンス詐欺。2025年1年間で警察が認知した県内の被害件数は暫定値で65件(前年比44件増)、額にして暫定値で約9億6417万円(前年比約5億3120万円増)に上り件数、額ともに過去最悪を記録しました。
県警本部生活安全企画課犯罪防止対策室・真杉順子室長:
「詐欺の手口は日々、巧妙化し、悪質化している。投資名目で高額な現金の振り込みや暗号資産の送付をさせ、金をだまし取る手口が非常に多くなっている」

実際にネット上で掲載された投資広告には「2日で+180万円」「配当も重視」といった文言が並び、全国放送の番組にも出演している有名投資家の名前や写真が使われています。
広告ではこの有名投資家が投資スキルを教えるなどとうたいクリックを促しています。
しかし、この広告こそまさに投資詐欺の入り口。県警によりますと、著名人の画像や動画を無断で使用し、投資を持ち掛けるこのような広告が被害のきっかけとなるケースが多発しているということです。

偽広告を入り口とした投資詐欺の流れは次のようになっています。
▼広告を信用しリンクをクリック⇒▼LINEの「投資グループ」に誘導⇒▼グループ内の他のメンバーが「私も儲かった」などと次々にコメント
これらのコメントは、投資話に信憑性があると思わせるため、犯罪者グループが行う自作自演の可能性があります。
この話を信じて投資に応じると、偽の投資アプリに登録・入金するよう指示されます。

アプリ上では資産を運用しているように見せかけますが、実際には全てが架空の話。利益を引き出そうとしても多額の手数料を要求されるなどすんなり応じてもらえず、多額の金を振り込んだタイミングで初めて、詐欺と認識するケースが後を絶ちません。
県警本部生活安全企画課犯罪防止対策室・真杉順子室長:
「一度も会ったことのない人から投資話や儲け話があったときには、まず詐欺を疑う。必ず儲かるという言葉は絶対に信用しない。少しでもおかしいと思ったら、家族や警察に相談を」

詐欺広告のほかにも、SNSで親しくなった人から直接、嘘の投資話を持ち掛けられ金をだまし取られるケースも多発しています。
詐欺を他人事だと思わず、会ったこともない人からの投資や儲け話は、まず詐欺を警戒するようにしてください。
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