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空き店舗が過去20年で最少に 北陸新幹線開業3年目の福井駅西口 行政の店舗リニューアル支援も…新規テナントが増加
北陸新幹線の福井開業3年目に入りました。福井駅西口の商業施設が集まる福井市中央1丁目が、ここ20年間で空き店舗の数が最も少なくなったことが分かりました。新幹線開業の効果をにぎわいづくりに生かす動きを取材しました。

福井市中央1丁目は多くの飲食店などが集まる商業エリアです。現在60店舗ほどが営業している新栄商店街でも、続々と新規事業を始める動きが進んでいます。
兵藤遥陽アナウンサー:
「昔ながらの長屋が立ち並ぶレトロな雰囲気が魅力の新栄商店街。ここ数年リノベーションして新しく出店する事業者も増えてきているようです」
取材中にも、飲食店の開業準備を進める店主が。
飲食店「陽」店主:
「駅裏いろいろも探した。中央1丁目はあまり物件もないけど、ここが空いていたのでよかった。(中央1丁目に出店する理由は)お酒を飲むので電車やバスで来られる場所がいいかなと思っていた」

福井駅中央1丁目の店舗状況について、まちづくり福井は定期的に調査を行っていて、今年2月の調査では対象の213カ所のうち空き店舗となっているのは9.4%にあたる20店舗でした。前回の去年8月の調査より3カ所減り、2006年の調査開始以降では最も少なくなりました。
この理由についてまちづくり福井は「北陸新幹線の開業で駅周辺の注目度が上がっていることに加え、行政の支援制度も大きい」としています。
県と市が補助をする「県都まちなか再生ファンド」は、中心市街地の魅力向上に貢献する店舗の改修費用を支援する制度で、これまでに約50件が認定されました。

県内の常連で連日賑わう新栄商店街の「ちょい呑み処ババズ」は、長年、美容業を営んでいた東裕子さんが北陸新幹線県内開業の半年前にオープンさせました。
ちょい呑み処ババズ・東裕子さん:
「決め手は新幹線。新幹線が来るから、絶対駅前盛り上がるだろうなと」
テナントを探していると、いまの物件の大家から支援制度を紹介され、リニューアル費用600万円のうち300万円の補助を受けることができました。
ただ、古き良きこの商店街では、建物の老朽化が新規出店のハードルの一つとなっています。
東裕子さん:
「新栄商店街の建物自体が古いから、かなり経費が掛かるところを(補助金によって)抑えられてオープンできた」
オープンから2年半。駅前や商店街の雰囲気も変わってきたと話します。
東裕子さん:
「最初、店を出したときにはまだ店が少なかったけど、ここ2年でかなり増えてきて、客もあっちの店行ったり、こっちの店行ったり、昼飲みしたり、はしご酒したりしている」
新栄商店街「美のまちふくい」の理事長、半田保則さんは「いろいろな店が商店街に入ってくれて空きテナントが少なくなってきてだんだんと盛り上がってきた」と話します。
後継者不足などで空き店舗が増えた商店街に新たに事業を始めたい人を呼び込みにぎわいを取り戻すため、新幹線開業3年目の駅周辺の模索は続きます。
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