極端な温度差で自律神経に不調が… 体がだるい、頭痛やめまいは「クーラー病」かも 冷えすぎ防止と簡単ストレッチで対策を 福井  |ニュース|福井テレビ

ニュース

  • ホーム
  • ニュース
  • 極端な温度差で自律神経に不調が… 体がだるい、頭痛やめまいは「クーラー病」かも 冷えすぎ防止と簡単ストレッチで対策を 福井  

ニュース

県内のニュース

極端な温度差で自律神経に不調が… 体がだるい、頭痛やめまいは「クーラー病」かも 冷えすぎ防止と簡単ストレッチで対策を 福井  

2026.08.03 19:30

「健康のタネ」、連日の猛暑で冷房が欠かせません。しかし、涼しい部屋にいるのに
「体がだるい」「頭痛やめまいがする」といった不調を感じていませんか?それは「クーラー病』かもしれません。症状があらわれる仕組みと、その対策について専門医に聞きました。
      

 

猛暑が続く夏に私たちの生活に欠かせない「クーラー」。ただ、このクーラーが原因で頭痛やめまいなど体の不調を引き起こすことがあります。
 
いわゆる「クーラー病」です。
 
福井赤十字病院・脳神経内科の早瀬史子医師に話を聞きました。
 
早瀬医師:
「医学的な正式病名ではなく、冷房による温度差や冷えによって体調不良が生じるという状態を指しています」
 
具体的な症状には、頭痛やめまい、ふらつき、倦怠感、手足の冷えなどが挙げられます。

 

では、なぜエアコンの冷えや室内外の温度差が頭痛やめまいを引き起こすのか。
 
カギは「神経の働き」です。
 
早瀬医師:
「人の体は脳の『視床下部』という場所が自律神経を介して体温を一定に保つように調節しています。寒いときには交感神経が働いて、皮膚の血管を縮めたり熱を作ったりして熱が逃げないようにします。一方、暑いときは血管を広げ、汗を出すことで体を冷やしています」
 
私たちの体は、この自律神経の細やかな調節によって体温を約37度に保っています。
 
しかしー
 
早瀬医師:
「猛暑の屋外と冷房の効いた室内を頻繁に行き来しますと、体温調整のために自律神経が何度も切り替わり、そのたびに体に負担がかかります。その結果、頭痛やめまいといった症状が生じると考えられています」
 
特に注意が必要なのは、高齢者や糖尿病などの持病で自律神経の調節機能が低下している人。そして片頭痛をもっている人や筋肉量が少ない人なども注意です。

 

ここからは予防法です。症状を防ぐために重要なのは「冷えを取り除く」ことです。
 
早瀬医師:
「首や肩、お腹、足元をカーディガンやストールなどで温めたり、冷風が直接当たらない場所に移動しましょう。冷房環境は無意識に筋肉が緊張しやすいため軽いストレッチも有効です」
 
必要以上に体を冷やさないようにすることが大切です。
 
おすすめは座ったままでもできる肩回りのストレッチです。
 
早瀬医師によると、他にもゆっくり息を吐く腹式呼吸、温かい飲み物で自律神経を落ち着かせることも有効だといいます。
 
まだまだ続く暑い夏、ストレッチや簡単な対策でクーラーと上手に付き合って乗り切っていきましょう。
      

 

  • Twitter
  • LINE
ニューストップに戻る
【公式】福井テレビニュース
  • 広告