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濁流が襲った福井市美山地区 重機が入れずいまだ“手つかず”の家の中 市が週末にボランティア派遣へ
8月30日の記録的大雨により、福井市大宮町では40棟以上が浸水し、大量の土砂が集落を覆いました。大雨から5日がたち、道路沿いの復旧が進む一方で、家屋内部の泥撤去はほぼ手つかずとなっていて、住民の日常生活が戻るには依然として長い道のりが残されています。
吉田圭吾アナウンサー:
「福井市の美山地区、大宮町です。記録的な大雨で川が越水しました。奥に見える蔵が損傷していて、濁流の強さが分かります。現在も土砂を取り除く作業が続いていますが、終わりの目途は見えていません」
福井市によりますと、床上・床下含め40棟に被害が出ているという大宮町。大野市につながる国道158号沿いの復旧作業は進んでいるものの、集落の中に入ると、土砂が残されたままの場所が多くあり、重機を使った復旧作業が連日続けられています。
大雨となった8月30日は、地区を流れる大宮川が運んできた大量の土砂が地区一帯に押し寄せました。
大雨から5日たちましたが、住民は「外は、業者の人が片付けてくれた少しは安心しているが…一番大変なのは床下浸水。早く泥を上げて欲しい」と話します。
石が混ざった重い土砂を手作業で運ぶのは重労働で、家屋の前は業者によって撤去が進む一方で、重機が入れない家の中はほとんど手つかずだといいます。
福井市は5日と6日に、大宮町を含む美山地区にボランティアを派遣します。
被災した住民は「少しずつ楽になってきている。皆さんに助けてもらって安心」と話します。
大宮町を流れるもう一本の川、羽生川では護岸ブロックが至る所で崩落し、大型の土のうを積み上げる作業が行われるなど、応急措置に追われていました。
このほか、大雨で運休しているJR越美北線は、7日から福井-美山駅で運転再開の見込みですが、大宮町の最寄り駅は再開区間に入っていません。
全線再開には約1カ月かかる見込みで、日常が訪れるにはまだ時間がかかりそうです。
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