ニュース
県内のニュース
「アナウンスあれば…」自宅前まで水が迫った住民 福井の記録的大雨から1カ月 残る災害の記憶と避難への心構え
福井県内を襲った記録的な大雨から、29日で1カ月です。大きな浸水被害が出た坂井市丸岡町では街に日常が戻りつつある一方、住民の記憶にはあの大雨の光景が残っています。
田島嘉晃アナウンサー:
「坂井市、丸岡城のふもとです。記録的な大雨から、きょうで1カ月です。浸水被害が大きかったこの辺りのみなさんはどう感じているんでしょうか」
「あぁ、この通りはひどかったよ」
80代の男性がそう話すのは、丸岡城のすぐ近く。1カ月前、この地域は広い範囲で冠水しました。
水に浸かるなどの住宅被害は県内で1500棟を超え、坂井市だけでも800棟以上に上りました。
1カ月間で復旧作業は進み、街は大雨前の状態に戻りつつあります。
続いて出会ったのは、この地域に約25年間住んでいる男性。強い勢いで道路に水が流れ、自宅の前まで水が押し寄せた光景を、いまも鮮明に覚えています。
男性は「ここら流れがきつかった。向こうへ行こうと思ってもとてもじゃないけど行けないなと思った。避難しなさいとか、水が来るので車を持って行ってくださいといったアナウンスはなかった。アナウンスがあればもっと危機感を感じ取れた」と話します。
大雨から1カ月。その間も日本各地では大雨による被害が多発しています。
いつ、どんな行動をとるのか。あの日を経験した住民の言葉は、大雨の際の早めの行動について改めて考えさせます。
一緒に読まれている記事
-
壊滅的な大雨被害から“復活”遂げたソバ畑 9月にまき直した種から一面に白い花 11月には収穫 福井市
-
大雨から“復活”…ソバの花が満開に 8月大雨で畑が冠水し壊滅状態に 9月に種をまき直し咲きそろう 福井市
-
床上浸水の世帯に10万円を支給へ 8月大雨で被害の坂井市 見舞金や復旧費盛り込んだ3億5200万円の補正予算案を可決
-
8月大雨の被害状況福井県が最終まとめ 建物2797棟、企業7億3000万円、ソバ1億2000万円、農業用施設47億円
-
大雨被害の復旧へ 福井県議会が280億円の追加補正予算案を可決 道路や河川の復旧工事に約161億円
-
大雨被害から復旧 越美北線が全線で運行再開 美山-越前大野は36日ぶり 「ありがたい」通勤・通学客
-
ブランド価値の維持へ 福井県、ふるさと納税返礼品の点検を全市町に指示 対象はGI法に関する全商品 16日には農水省招き研修会を実施
-
大雨から1カ月…壊滅的な“丸岡ソバ” 新そばシーズンを前に苦慮する地元店 わずかに残った苗に来季の望みかける農家
-
「閑古鳥です」大雨で道路が陥没…通行止め続き客足が激減 坂井市丸岡町の竹田地区 福井市とつながる国道364号、冬まで復旧見込めず
-
大雨の災害復旧に福井市が16億円の補正予算 特例措置で床下浸水にも一律2万円、用水や農道の復旧も市が全額負担
- 広告


