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台風から600キロ離れていても天気が大荒れ「アウターバンド」の脅威 接近前から線状降水帯となり大雨の可能性も
台風26号が日本列島に接近しています。台風が離れていても油断禁物な「アウターバンド」の脅威について、村田光広気象予報士の解説です。

まず、台風26号の情報です。 台風26号は現在、八丈島の南の海上を北東に進んでいて、10月1日の午後には千葉県の南東の海上、2日には日本のはるか東の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。 いまのところ福井県内への影響はなさそうです。
一方、南の海上には、熱帯低気圧が発生していて、このあと台風へと発達しそうです。台風になれば27号ということになります。 まだ進路は分かりませんが、来週中頃には関東の東の海上を北上する可能性もあります。

台風から離れていても「アウターバンド」と呼ばれる雲によって荒れた天気となることがあります。
2019年10月、大型で猛烈な台風19号が関東地方を北上。県内は台風から離れていましたが大荒れの天気となり、1日の降水量が100ミリを超える大雨となるところもありました。暴風による倒木や建物の損壊など、大きな被害が発生しました。
台風による活発な雨雲は、台風の中心付近だけではありません。台風の外側、200キロから600キロも離れたようなところで、活発な雨雲が発生することがあります。これがアウターバンドと呼ばれるものです。
台風の接近前から大雨になることもあり、時には線状降水帯となって記録的な大雨をもたらすことがあります。
台風が太平洋側を北上していくケースでも、日本海側で大雨になることもあるため注意が必要です。

今シーズンは、台風と前線による組み合わせで大雨になることが多くありました。8月、県内各地で集中豪雨が発生しました。台風が運んできた熱帯の湿った空気によって秋雨前線の活動が活発となり、各地で今年は記録的な大雨となりました。
台風プラス前線というのは、集中豪雨となる典型的なパターンです。今後はさらに、アウターバンドで台風から離れた場所でも大雨になることがあるため、注意してください。
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