白菜が1玉1000円超え…長雨の影響で葉物野菜が高騰 市場関係者「年内は続く可能性」 安定生産の“工場野菜”に注目が|ニュース|福井テレビ

ニュース

  • ホーム
  • ニュース
  • 白菜が1玉1000円超え…長雨の影響で葉物野菜が高騰 市場関係者「年内は続く可能性」 安定生産の“工場野菜”に注目が

ニュース

県内のニュース

白菜が1玉1000円超え…長雨の影響で葉物野菜が高騰 市場関係者「年内は続く可能性」 安定生産の“工場野菜”に注目が

2026.10.02 18:45

全国的な長雨や日照不足の影響で、キャベツやレタスなどの葉物野菜が値上がりしています。福井県内のスーパーを取材すると、一部の野菜で仕入れが困難になるなど影響が出始めていて、この高騰は「年内は続く可能性」も指摘されています。

 

吉田圭吾アナウンサー:
「鍋つゆのバリエーションが増え、鍋が食べたくなる季節ですが、主役の一つとなる白菜の値段を見てみると、なんと一玉1000円越え。野菜の高騰は続いています」
 
福井市にあるスーパーセンターPLANT-3清水店で売られていた白菜の値段は一玉1036円。レタスやキャベツも1玉300円近くするなど、10月に入って葉物野菜の高値が続いています。
 
買い物客は―  
「値段は高いね」
「前はキャベツは100円ぐらいで買えたのに…」
「年金生活だから限られた中でやりくりしないといけないので、少し量を減らして対応している」
 
店の担当者は「一番影響が出てるのが白菜で、あとはキャベツやレタス。価格で言うと昨年の2、3倍になっている」と話します。
 
高騰の背景にあるのは、8月末から東日本を中心に襲った「記録的な長雨」です。長雨で葉物野菜が十分に収穫できず全国的な品薄状態が続いていて、特売品としてチラシに掲載する数量すら確保できない日もあったということです。
 
こうした状況に、店では販売方法の工夫に追われています。
 
「カット野菜の販売スペースを広くしたり、冷凍のブロッコリーやほうれん草のスペースを広げたりして販売している」(PLANT-3担当者)
  
この高騰はいつまで続くのかについては「地元市場からは、最悪の場合、年内はこの状況が続くかもしれないと言われている」と話します。
 
ただ、葉物野菜の高騰は長引く可能性もある一方で、土もの野菜の価格は安定しています。
  
「野菜が全体的に高い中で、ジャガイモやタマネギは価格が例年並みで比較的、買い求めやすい」とします。
  
朝晩の気温が下がり、鍋が恋しくなるこれからの季節。今年の秋は、野菜の高騰が家庭の食卓を悩ませることになりそうです。

 

一方、美浜町でレタス栽培を手がける大型の植物工場では、フリルレタスやグリーンリーフなど3種類のレタスが水耕栽培で育てられています。
 
去年8月に創業して、県内では最大規模となる1日に2.2トンを生産しています。路地栽培される葉物野菜の価格高騰で、そのほとんどを出荷しています。
 
椿本チエインアグリBIZ部・江副光治特命担当参事:
「本来は秋から冬にかけては路地もののレタスがたくさんとれる時期で、我々の植物工場の野菜はどちらかというと(出荷が)減る方向だが、昨今の状況を受けて非常に引き合いがある」
 
照明や温度、湿度など全て機械で管理され生産された水耕栽培のレタス。天候に左右されず安定的に生産でき、一定の価格で販売できるレタスの需要は今後さらに伸びると予想しています。
  
「今年は特に顕著な一方で、ここ数年を見ると年間を通して気候の要因で路地ものが収穫しにくい状況が発生しているので、今後もこうした状況が増えていくのかなと思う。我々の工場は雨も降らないし安定した環境で栽培しているので、1年通して栽培できるのは強みだと考えている」(江副さん)
  
こちらの工場で生産されたレタスは外食チェーンなどに卸されるということですが、小浜の工場で生産されたレタスは県内のスーパーにも流通しているということです。
 
天候に価格が左右されない「工場産の野菜」が注目されています。

 

  • Twitter
  • LINE
ニューストップに戻る
【公式】福井テレビニュース
  • 広告