あるとき突然…脳卒中や心筋梗塞 静かに病気が進行するサイレントキラー「高血圧」 自分の血圧を知り塩分は控えめに|ニュース|福井テレビ

ニュース

  • ホーム
  • ニュース
  • あるとき突然…脳卒中や心筋梗塞 静かに病気が進行するサイレントキラー「高血圧」 自分の血圧を知り塩分は控えめに

ニュース

県内のニュース

あるとき突然…脳卒中や心筋梗塞 静かに病気が進行するサイレントキラー「高血圧」 自分の血圧を知り塩分は控えめに

2026.10.12 19:50

高血圧の人は全国で約4300万人いる一方で、自分が高血圧だと認識していない人は1400万人もいると推計されています。高血圧はほとんど症状がないまま、血管に負担をかけ続けます。
  
気温が下がり血圧が上がりやすくなるこれからの季節に注意すべき点を専門医に聞きました。
          

 

高血圧について話を聞いたのは、福井県済生会病院の検診センター所長で 循環器内科の前野孝治医師です。
   
自分が高血圧だと気付かない人が多いことについて前野医師は「血圧が上がってもなかなか症状が出ない人がほとんど。あるとき突然、脳卒中を起こしたり心臓発作、心筋梗塞を起こしたりするので、サイレントキラーと呼ばれる」
  
症状はなくても、体の中では血管への負担が続く高血圧は、静かに病気を進行させているのです。

 

年を取れば血圧は上がるので、高齢者なら少しくらい高くても仕方がないと思う方がいるかもしれませんが、それは間違いです。
  
「高血圧で治療している人の目標数値は、上が130未満、下が80未満。若い人も高齢の人も同じで、高齢者も血圧を下げた方が病気が減るという報告があるので、血圧を下げることにチャレンジしてほしい」(前野医師)
   
寒くなるこれからの時期はさらに気を付けなければいけません。
 
「冬は熱を逃がさないように血管が締まる。夏場は汗をかいて自然に体内の塩分を出してくれるが、冬場は寒くて汗をかかないのいで、冬も夏と同じような食事をしていると塩分が体の中にたまって血圧が上がる」と前野医師。
 
寒くなる時期、特に注意したいのは朝起きた直後や、脱衣所、浴室、トイレなど温度差が大きいところです。

 

では、高血圧を予防するにはどうしたらよいのでしょうか。
   
血圧は食生活が影響します。日本食は食塩が多く含まれているため、日頃の生活の中で食塩の量を少し減らすだけでも違うといいます。
   
そして、軽い運動も血圧を下げる一つの方法です。
  
普段のウォーキングよりも少し早めのペースで足踏み。体力に合わせて1日30秒行うだけでもおすすめです。
  
ほかにも、足を肩幅に開いてかかとをゆっくり上げ、ゆっくり下ろすのを1日10回か
ら20回ほど行うのも効果的だといいます。
  
血圧は体調を知る一つのバロメーターにもなります。前野医師は、家庭に血圧計を置いて日常的に測ってほしいと呼び掛けます。
  
「一家に一台あるといい。測っていないと急に高血圧になって病気になり病院に来ることもあるので、定期的に測って欲しい」
 
まずは、自分の血圧を知るところから始めてみましょう。
  
<食塩の量を少し減らす方法>
・ラーメンやうどん、そばのつゆは残す
・漬物や加工食品を少し減らす
・薄味で物足りなければ、だしや香辛料を使う

 

  • Twitter
  • LINE
【公式】福井テレビニュース
  • 広告