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2026年10月17日(土)放送
そばが健康ってなんだー?
福井県民が愛してやまない、そばを大特集!驚きの健康パワーに、思わず誰かに言いたくなる絶品おそばを調査したジョイ!
そばの健康パワーを調査しに訪ねたのが、カガセイフン。なんと社長の加賀さんは友人・知人を集めてそばを使った100日間の実験をおこなったという。栄養士や看護師の協力のもと、1日1食をそばに置き換えるというシンプルなルールを設定。結果、体重減少だけでなく、血糖値の低下や便通の改善など、目に見える効果が続々と報告されたと言うのだ。その理由は、そばに含まれる栄養素にある。ポリフェノールの一種「ルチン」と、豊富な食物繊維。そばの食物繊維の量は、白米のおよそ6倍。厚生労働省も、食物繊維は糖尿病やがん、心筋梗塞・脳卒中のリスク低下に関連があると報告している。さらに、カロリーは白米の半分以下。それでいて栄養価は高い。まさに理想的な食材と言える。
福井では「挽きぐるみ」と呼ばれる製法が一般的。そば殻ごと石臼で挽くこの方法は香りや風味を損なわず、栄養価もしっかり引き出せる。カガセイフンに並ぶ石臼は、創業時から150年にわたり回り続けてきた逸品もあるほど歴史が詰まったものばかり。低速でゆっくり挽くことで繊維を壊さず、素材のおいしさをそのままそば粉に閉じ込める。この「挽きぐるみ」こそ、福井が「おいしいそば産地大賞」4連覇を果たした理由の一つなのだ。
福井県立大学の村上教授は、マウスを使った実験でさらに踏み込んだ研究を行った。普通のエサ、そば粉入り、そば殻入り、大根入りの4グループに分けて腸内環境の変化を比較。最も顕著な効果が出たのは、そば殻を与えたグループだった。
「短鎖脂肪酸が2倍近く増えた」と村上教授は言う。短鎖脂肪酸は腸内環境を弱酸性に保ち、排便を促し、肥満・糖尿病・アレルギーの予防にも関わる重要な成分。「第二の脳」とも呼ばれる腸の環境を整えることは、脳への好影響にもつながるのだ。挽きぐるみのそばに、大根おろしをかけて食べる——越前そばの伝統的な食べ方が、科学的にも理にかなっていたのだ。
そばの乳酸菌から生まれたチーズ「越ノ白雪®」
県立大学にはもう一人、注目の研究者がいる。生物資源学科の日竎教授だ。チーズ研究のために福井県内の乳酸菌を200種類以上スクリーニングした結果、そばから採取した乳酸菌が最も優れていることが判明。誕生したのがチーズ「越ノ白雪®」だ。動物実験では脂肪代謝の活性化、さらに寝覚めの改善効果も示唆されていたと言う。そばアレルギーの人でも食べられるこのチーズは、量産化に向けた取り組みが進められているそうだ。
「誰かに言いたくなる」そば3選
続いては、食べたら思わず誰かに伝えたくなる福井の名店そばを調査したジョイ!
➀宗近製麺所 おいしい麺の専門店(越前市)
ギネス世界記録を樹立した名店が、神戸のミシュラン店「ENISHI」監修のスパイスと組んで生み出したのが「ミシュラン仕込みのラー油 肉つけ蕎麦」。特製つけだれに二八そばと肉を豪快に絡める、背徳感たっぷりの一杯です。県外から訪れるファンが後を絶たない。
➁あらや食堂(福井市)
創業およそ60年の老舗食堂が誇るのは「すじそば」800円。長時間煮込んだ牛すじ肉を甘辛く味付けし、関西風のだしと特注そばが絡み合う中毒性のある一杯。「福井で一番おいしい」と断言する常連客も多く、感動の手紙が届くほど。
➂越前そばと珈琲 HAMA庵(越前市村国)
客の8割が女性というおしゃれな空間で提供されるのが「クリーミーしきぶおろしそば」。昆布や鰹節など6種類のだしをエスプーマでムース状に泡立て、そばの上にふんわりと乗せた唯一無二の一杯。挽きたて・打ちたて・茹でたての三たてそばとの相性は抜群で、毎日食べ続ける47歳の店主・佐々木さんの肌つやが、その健康効果を何より雄弁に語っていた。
越前そばは、おいしいだけでなく、健康パワーもぎっしり詰まっていたジョイ!





