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それ、毒キノコかも…シイタケそっくりな「ツキヨタケ」に注意 アドバイザーが教える見分けるポイント 坂井市で無料相談会
行楽の秋。キノコ狩りもシーズンを迎える中、野生キノコによる食中毒を防ごうと19日、坂井市でキノコアドバイザーによる無料相談会が開かれました。

坂井市にある県総合グリーンセンターには、午前中からキノコを持ち込み相談する人の姿がありました。
あわら市から訪れた人は「美山の人からもらったキノコで、毒ではないと思ったけど食べ方も分からんし…」と持ち込んだキノコは、「ハタケシメジ」という美味しく食べられる食用キノコでした。
一方、山歩きが趣味だという男性は、いつも見かけるキノコを気にかけていました。「昔は見られなかったんだけど、文殊山で最近見るようになって。分からなかったものが分かってスッキリした」と話します。
そのキノコは「マンネンタケ」。傘の表面は光沢があり毒はありませんが、固くて食べることはできません。

アドバイスするのはキノコ研究40年余りの笠原英夫さんです。県内で発生したキノコによる食中毒は「10件中9件はツキヨタケ」だといいます。
ツキヨタケはブナなどの枯れ木や倒木に群生する毒キノコで、シイタケやヒラタケなどと見間違うことが多いといいます。
色も様々で茶色をはじめ黒、グレーなど変化に富んでいます。これまでは標高800メートル以上のブナ林に生えていましたが、近年は生息域を拡大し、シイタケを育てる原木にも生えることがあり注意が必要です。
「毒キノコで特徴があるキノコはないが、ツキヨタケは唯一、特徴を持っている」と話す笠原さん。「柄の部分を割いてみると、暗褐色のシミがある」ということです。
どんなに小さなツキヨタケにもこの暗褐色のシミはあるため、柄の部分まで採取して確認する必要があります。

国内で名前がついているキノコは約2500種類。そのうち食用とされるキノコは100種類ほどです。
笠原さんは簡単なキノコの見分け方はないと話します。「キノコの色、形、生えている場所などを自分で覚えることしかない。野生のキノコだから、幼いものから生育過程があり特徴が変わっていくので、それもしっかり覚える。自分で覚えたものしか口に入れない。あやふやなキノコは決して口に入れず、人にもあげないこと。美味しいキノコの特徴をしっかり覚えて楽しんでもらえたら」
県はグリーンセンターなど合わせて3カ所にキノコの無料相談所を開設しています。
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