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“最短でB1昇格”目指す「福井ブローウィンズ」プレーオフ進出へ正念場 5日と6日に今季最後のホーム戦
福井県のプロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」は国内最高峰のB1昇格をかけたプレーオフ進出を目指し、B2シーズンの佳境を迎えています。
田島嘉晃アナウンサー:
「プレーオフ進出、その先のB1昇格に向け、チームは心を一つにシーズン残り6試合を戦います」
昨シーズンのB3ではシーズン歴代最多記録となる31連勝と圧勝し、参入1年目でB2昇格を果たした福井ブローウィンズ。
ファンたちは「この日を待ち焦がれていた。だいぶパワーアップしている」「最短でのB1昇格に期待している」とエールを送ります。
しかし、B2では連敗が続き29勝25敗で現在、東地区4位と厳しい戦いが続いています。
伊佐勉ヘッドコーチは「例年のB2よりもレベルが上がっていて、想定していたよりも負けは多いが、しっかり戦えているとは思う」と分析します。
週末に行われる今シーズン最後のホーム戦・福島との試合に1勝すれば、B1昇格をかけたトーナメント戦・プレーオフへの進出が決まるブローウィンズ。チームが目指す「B1最短昇格」は、今年が最後のチャンスです。
プレーオフに向けて伊佐ヘッドコーチは「リバウンドが重要になってくるので、一人一人がリバウンドを取りきる気持ちが大事」と戦略を語ります。
キャプテンの満田丈太郎選手は「僕たちは福井のホームで何度も観客に助けられている。プレーオフで勝つために、内容のある試合がしたい」とし「みなさんと一緒になって2連勝できるよう頑張りたい」と意気込みを語っています。
プレーオフは、B1に昇格する2つのチームをトーナメント形式で決めるというもので、シーズンの順位は関係ありません。昇格に必要なのはプレーオフで勝ちあがること。B2に所属する14チーム中8チームがプレーオフに出場し、勝ちあがった2チームがB1に昇格します。
今シーズンはも残すところ6試合。最後のホーム戦・福井開催は週末5日と6日の福島戦で、いずれも福井市のセーレン・ドリームアリーナで行われ、1勝でもすれば、プレーオフ進出が決まります。
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