むすび商店街～勝山市編～

番組情報

むすび商店街～勝山市編～

2021年12月11日（土）放送

むすび商店街～勝山市編～

商店街を巡ってその魅力を探るシリーズ「むすび商店街」。今回は、勝山本町通り商店街を巡ります！

まず隊長に渡されたミッションは、「エモいスポットを探せ」。感情が揺さぶられるようなスポットを探します。最初に見つけたのは、「丸屋松月堂」。100年以上続く老舗和菓子店です。名物は、「くるみようかん」と「くるみもなか」。山に囲まれ、クルミがたくさん採れる勝山では、クルミを使ったお菓子が多いんですって。隊長は「くるみもなか」を食べて、うまむすび！そして店内の小上がりに気づいて、その魅力的な空間に一目ぼれ！エモいスポットに認定しました！

さらなる“エモい”スポットを探していると、クリスマス飾りを準備する二人を発見。そこは姉妹二人のお店、「シスター美容院」。元々お母様が姉妹で始めた店を、姉妹が引き継ぎ、2代続けて姉妹で営業しているんです。お母様に元気の秘訣を聞いてみると、今も現役でお店に出てお客さんとお話することなんだって。実はびっくりの91歳！「エモい！」と言葉が飛び出します。

続いてのミッションは、「冬の名物を探せ」。たどり着いたのは、「菓子処まつだ」。ご主人の松田さんに冬の名物を尋ねると、「おやき」と即答でした。ヨモギを練りこんだ餅にあんこを包んだおやきは、勝山の名物。ヨモギはご主人自身が山で採ってきたもので、一口食べれば風味が広がって、うまむすびでした！

次に見つけたのは、「まるやま」。ちょうちんと釣り具の店というなんとも不思議なお店でした。ご主人にとっての冬の名物は、奥越地方に春を呼ぶ祭りといわれる「勝山左義長」。お店の前に左義長の櫓（やぐら）小屋があって、見せていただけることに！目の前に現れた櫓の迫力に圧倒される隊長。にぎわう街中の風景が思い浮かぶのでした。

最後のミッションは、「わくわく体験コーナー」。スタッフに連れられ、やってきたのは、老舗旅館「板甚」。そこで待っていたのは、3年ぶりの再会となる女将さんでした。

案内してもらった先にあったのは豪華な「殿様料理」。6代目勝山藩主、小笠原長教（ながみち）公が勝山市竜谷の大庄屋を訪ねたとき、もてなしを受けた料理を再現したものなんですって。マツタケのおひたし、ウニ胡椒、尾頭付きのタイや、タイの刺身、アユの田楽などなど、様々な料理を堪能する隊長は、うまむすびの連続です！そして最後のデザートはアワビ！御水物（おみずもの）という料理の最後に食べるもので、現代でいうデザートなんだそう。贅沢な料理の数々に、お殿様気分を味わう隊長なのでした。