むすび古民家自然の中の古民家でデトックスしちゃった

番組情報

2025年07月05日（土）放送

むすび古民家自然の中の古民家でデトックスしちゃった

リノベーションで魅力的に利用されている古民家を訪ねる「むすび古民家」の第3弾！

最初にやって来たのは福井市越廼地区にある「箪瓢草堂（たんぴょうそうどう）」。ここは、昔ながらの農家体験ができる農家民宿。名古屋出身の山田黙鐔（もくだん）さんが、生きる力をつけたいと考え購入、リノベーションしたんです。無農薬の野菜作り体験や、その野菜を使った料理体験など本来の自然農法に立ち返った暮らしが体験できるということで、この時期の作業「漬物作り」をさせてもらうことに。自然の力を使ったちょっと珍しい漬物作りをしようと、まず取り掛かったのは、イチジクやクワなど自然に生えているものの葉を採取。不思議なことに、野菜と一緒に漬けるだけで長期保存ができる漬物ができるんですって。やり方を教えてもらいながら、なんとか漬物作りを終えた隊長。昨年漬けたという漬物をいただいてみると、爽やかな酸味と、噛めば噛むほど出てくる濃いエキスに感動したのでした。

■箪瓢草堂（たんぴょうそうどう）

【住所】福井市八ツ俣町50-15
【連絡先】0776-76-2116
【WEB】https://shouten.zenshouji.org/

次に訪ねたのは、鯖江市片上地区にある「蔵カフェMON」。こちらは店主の上坂さんが、祖父の持ち物であった蔵をリノベーションして作った、お米の販売所兼カフェなんです。販売でもカフェメニューでも人気なのが、上坂さんが作る「ピロール米」。これはバクテリアを使って土壌をアルカリ性にし、栄養価を高めたお米なんです。味が気になった隊長は、炊いたご飯をおねだり…。すると用意してくれたのは“炊き立てのごはん”と、“米糠”。栄養が詰まった米ぬかを捨てずに食べられるようにしたそうで、ふりかけのようにかけて食べるといいんですって。味はまるで「きな粉」のようで、香ばしくて甘みを感じる“うまむすび”！カフェではピロール米の米粉を使った「フィナンシェ」などを食べることができ、それらもいただいた隊長。ピロール米を堪能したのでした。

■蔵カフェMON

【住所】鯖江市大野町29-21
【連絡先】0778-29-0030
【営業時間】10:00-12:00/13:00-15:00
【営業日】火・水・木・金
【Instagram】https://www.instagram.com/mon8gram/

池田町にある吊り橋「かずら橋」。この近くに今年オープンしたのが古民家茶屋「一休（ひとやすみ）」。今庄出身の和食料理人・井坂誠さんが奥さんと2人で開きました。ここでは、池田では珍しく「イカ丼」などの海鮮料理が食べられると、池田町の人にとっても嬉しい場所なんだとか。この茶屋の魅力は何と言ってもすぐ横を流れる足羽川の清流。テラス席では木々の緑に囲まれながら川のせせらぎを聞くことができ、人気の場所になっているんですって。隊長はこのテラス席で、人気の金の椀に入った「アイスデザート」をいただくことに。心地よい空気に包まれながらアイスを食べていると、「いつまでも居られる最高のデトックスタイム」と感じた隊長なのでした。