2024.03.29 15:40
関西電力の美浜原発3号機と高浜原発の1号機から4号機について、福井県内の住民たちが運転しないように求めていた2つの仮処分の申し立てに対し、福井地方裁判所は29日、いずれの申し立ても退け運転を認めました。 原発に反対する住民らは、美浜3号機と高浜1号機から4号機について、老朽化による事故の危険性や地震に対する耐久性が不十分で、安全性に問題があると主張。運転停止の仮処分を申し立てていました。 福井地裁は、「具体的な危険性があるとは認められない」として、住民らの申し立てを却下しました。