北陸新幹線の県内延伸を機に多くの観光客に訪れてもらおうと、東尋坊の遊覧船がリニューアルされました。
　　
29日、リニューアルされた東尋坊観光遊覧船がお披露目されました。あいにく波が高く海には出られなかったため、九頭竜川などで関係者向けの試乗会が行われました。
　　
県や市の補助を受けて約2000万かけて船内が改装されました。天井には雲が浮かぶ青空が描かれ、壁や床は木目調に一新されるなど、優雅な雰囲気が漂います。
　　
また、2023年9月からこの船の上部には、崖の上から見た子どもたちにも楽しんでもらえるよう、恐竜の絵が描かれています。北海道・知床沖での沈没事故による「遊覧船は危険」というイメージを払拭する狙いもあます。
　
30日から他の3隻と一緒に稼働し、今後、貸し切りのプランも設ける予定です。