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国の重要文化財「大安禅寺」本堂で上棟式 2025年秋の完成に向け12年かけて大規模保全工事中

国の重要文化財に指定されている福井市の大安禅寺では今、大規模な保全工事が進められています。14日には、本堂の上棟式が行われました。
 
大安禅寺では本堂など8棟の大規模な保全工事を2019年から約12年かけて行っています。14日は本堂の上棟式が行われ、寺の檀家や関係者ら約130人が参加しました。
 
本堂の工事は1万5000枚あった屋根の瓦を慎重に取り外し、柱や梁などの骨組みを残して解体し、基礎工事や柱の補修などを行ってきました。
 
式では棟梁らが工事の基礎となる「博士杭」を打ち込み、参列者全員で屋根からつながる2本の紅白の綱を引いて、建物の安全を祈りました。本堂は今後、床や壁などの組み立て工事を行い、2025年秋に完成する予定です。

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