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新設「九頭竜中学校」起工式 1学年7クラス、最大672人に対応 開校は2026年

福井市北部の森田地区に「九頭竜中学校」が新設されます。森田地区は宅地化が進み急激に人口が増えていて、森田中学校では生徒が急増し、現在の全校生徒数は450人に上ります。市では、改修や増築などを行い教室の確保をしてきましたが、今後生徒がさらに増えると対応しきれないことから、新たに規模の大きい九頭竜中学校の開校を決めました。17日は、学校の建設地で起工式が行われ、関係者らが工事の安全を祈りました。

式には、市教育委員や学校関係者ら65人が出席し、西行市長らが「くわ入れ」をするなどして工事の安全を祈りました。
 
九頭竜中学校の校区は森田地区と河合地区です。福井市北体育館の東側にある敷地3万7590平方メートルに、3階建ての校舎や2階建ての体育館が整備されます。1学年7クラス、最大672人への対応を想定しています。

現在の森田中学校よりも大きな規模の学校の新設に、森田と河合、両小学校のPTAからは期待の声が聞かれました。
  
森田小学校PTA・神谷美保会長:
「新しい校舎が建って子供たちが学べるのはとても有難いこと。環境が途中で変わる子も、不安ではなく大きな期待を持って学習してもらえるように、地域や学校と協力しながら保護者の立場で見守っていけたら」
 
河合小学校PTA・森田裕哉会長:
「大きな地区と一緒になって学んでいくことに不安はあるが、新しい学びの場で、元気な『河合っ子』たちが大きな夢に向かって挑戦していけるような中学校になることを期待している」
 
九頭竜中学校の工事は2025年10月末まで行われ、2026年4月に開校します。これまで、河合地区の児童は灯明寺中学校に進学していましたが、2026年からは九頭竜中学校に通うこととなります。また、森田地区の児童が進学していた森田中学校の校舎は改修され、2027年から2校化される森田小学校の校舎として使われるということです。

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