県内初のプロバスケチーム「福井ブローウィンズ」の活躍をお伝えする「ウィークリーブローウィンズ」のコーナーです。20日からB2昇格をかけたプレーオフが始まりました。ブローウィンズは圧倒的な強さを見せ連勝。B2昇格へ好スタートを切りました。
　　
ブローウィンズ、準々決勝の相手はレギュラーシーズン8位の湘南です。21日の試合でブローウィンズ最初の得点は渡辺。そして、中盤以降3ポイントで相手を突き放し、第1クォーターから19点のリードを奪います。
　　
この試合では、組織的な守備が光りました。激しいディフェンスでプレッシャーをかけます。相手はなかなかボールを前に運べず、ブローウィンズはボールを奪うと、最後は2メートル16センチのローソンのダンク。攻撃では、流れるようなパス回しに注目です。攻守の歯車がかみ合い、前半終わって59－18と40点以上の大差をつけます。
　　　
後半も攻撃の手をゆるめません。エリスの強烈なダンクが決まると、今度はボイドが見せます。相手を空中でかわしてシュートを決めました。
　　
得点が100点を越えても攻め続けるブローウィンズ。北陸高校出身、キャプテンの満田が…さらに、B1、B2を経験した小阪が得点を重ねます。堅い守備と多彩な攻撃で、最後は50点差をつけてブローウィンズが勝利しました。
　　　
20日はブローウィンズが96ー79で勝利し、21日は107対56で連勝。悠々とプレーオフ準決勝進出を決めました。B2昇格をかけたプレーオフは、シーズン中の上位8チームのトーナメント戦で、上位2チームがB2昇格となります。
　　
次の準決勝が、B2へ昇格するための大一番です。シーズン優勝のブローウィンズは27日から、福井市の県営体育館で、シーズン5位の徳島ガンバロウズと戦います。先に2勝した方の勝利です。