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「自転車事故の怖さを実感」9割が自転車通学の福井市足羽中学校で交通安全教室  

2023年、県内で起きた自転車の人身事故の件数は90件。その3分の1を中学生と高校生が占めています。こうした状況を受け、福井市内の中学校で25日、生徒に事故の恐ろしさを知ってもらおうと交通安全教室が開かれました。
      
交通安全教室は、自転車事故の恐ろしさを間近で感じることで安全意識を高めてもらおうと、福井市の足羽中学校で行われました。足羽中学校では、全校生徒424人のうち約9割が自転車で通学をしています。
 
教室では、時速40キロの車がスタントマンの乗った自転車にぶつかる事故や、スマホを片手に「ながら運転」をするとどんな危険が待ち受けているかなどを再現しました。
  
参加した中学生たちは「実際に交通事故の再現を見ることができて、本当に事故の怖さを感じた」「小さなことでも事故に繋がってしまうので、ヘルメットの着用とかちゃんとできるようにしたい」などと話していました。
 
福井県警の担当者は「やっぱり自分がまず交通ルールを守るということと、自分だけじゃない、他の交通参加者のことを気遣う優しい気持ち、そういう交通マナーを持っていただきたい」と話していました。

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