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大雪による「予防的通行止め」影響が直撃の物流業界 7年前の1500台立往生を教訓に対策進む 【福井】

2025.02.04 18:45

大雪が予想される際に実施される「予防的通行止め」で大きな影響を受ける物流業界。対応に悩む福井市内の運送業者を取材しました。
 
関西・中京方面を中心に食品や機械などを運ぶ福井市のラニイ福井貨物では、4日午前、大雪に備えて緊急会議が行われました。会議では藤尾秀樹社長が「災害級の豪雪が予想されている。現時点でどういう状況か報告をしてほしい」と呼び掛けました。
 
会議では、4日夕方以降に北陸自動車道で予防的通行止めが実施される可能性があることから、その対応が議題となり、藤尾社長が「色んな道路が予防的通行止めになると案内が来ているので、通常より2~3時間前に出て雪が降る前に脱出する、もしくは早く入れるよう段取りを進めている」と報告しました。
 
7年前の大雪では、国道8号で1500台の車が立ち往生しました。この災害が教訓となり、運送環境は変わり始めているそうです。
  
藤尾社長は「あの時は自社のドライバーが3日間車に缶詰めになった。あの時と今は違う。北陸道を止めるなど情報も入ってくるし、客も当時と比べて認識が変わった。2024年問題もあり、無理に荷物を出さなくてよくなったり、融通が効くようになったりした。しっかりと安全第一で雪を乗り切っていきたい」と力強く話していました。

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