鯖江市中野町にある浅水川の堤防沿いには、この季節だけ見られる光景があります。鯉のぼりが400メートルに渡って川の上を泳いでいます。このところの陽気で堤防沿いのサクラが咲き始めました。

訪れた人：
「午前中にこの堤防でいつもランニングをしている。毎年きれいに桜が咲いて僕らの中では桜の名所」
「関西の方から来てここによってみた。珍しい。初めて来たこういうの。桜満開やったらよかったのにな」
「時間帯によって見え方が変わってくる。夕暮れで夕日を入れて撮ると素敵。天気がいいと、橋から水鏡で映る姿も見れたりする」

水鏡に映った鯉のぼり。気持ちよさそうに泳ぐ姿が見られ、桜の満開を静かに見守っているようでした。

一方、舟枝町では、田んぼ一面に広がった菜の花が見ごろを迎えています。青空の下、鮮やかな黄色の花々に囲まれて写真を撮ろうと、多くの家族や仲間が訪れていました。

訪れた人：
「菜の花きれいやし天気いいし」
「子供が菜の花を見たいと言ってきた」
「お花がきれいだから」
「（菜の花は）小さなお花が大きなお花ができていてきれい」
「（きょうのお目当ては）今流行りの新幹線と菜の花」

お目当ては新幹線と菜の花のコラボレーション。黄色のじゅうたんを新幹線が駆け抜けていく姿をカメラに収めようと、その時を待っていました。