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全校でラッキョウ切りを体験 三里浜砂丘地で農家が3年かけて育てた特産品 地元・棗小中学校の恒例行事【福井】
坂井市三国町から福井市棗地区にかけて広がる三里浜砂丘地特産の三年子ラッキョウは小粒で繊維が細かく、シャキシャキしているのが特徴です。この産地の棗小中学校では、子供たちが恒例のラッキョウ切りを体験しました。
棗小中学校では、地元の特産品に親しんでもらおうと、毎年この時期に児童生徒によるラッキョウ切りが行われています。
用意されたのは、三里浜特産農業協同組合が3年かけて育てたラッキョウ200キロです。全校児童、生徒79人が参加し、鎌や包丁を使って茎や根を切っていきました。
低学年の児童には高学年の児童や生徒たちが指導係を務め、切り落とす茎や根をできるだけ短くすることや、大きさを2センチほどに整えることなど、コツを伝授。児童らはのみ込みも早く、黙々と作業に取り組んでいました。
児童や生徒たちは―
「(ラッキョウは好き?)好き。2センチサイズに切るのが難しい」 「みんなで切るのが楽しいし思い出が増える。(地元のラッキョウは)粒が小さくシャキシャキしていて味も好きだし、これからも食べたい」
「幼稚園からやっているので今年で10年目。伝統を受け継いでほしいので教えるのも一つの貢献だと思う」
処理したラッキョウは酢漬けにして給食で出されるほか、道の駅などで販売されます。
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