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見栄を切るたびに「おひねり」 美浜で子供歌舞伎【福井】

美浜町早瀬に約200年前から伝わる「早瀬子供歌舞伎」が3日、行われました。早瀬子供歌舞伎は江戸時代に疫病を鎮めるため、区内の神社や寺に舞を奉納したのが始まりとされています。
 
地区の男子小学生4人が2カ月稽古を重ねた「三番叟」を披露し、見栄を切るたびに観客からおひねりが飛んでいました。
 
児童:
「楽しかったというより、できてうれしかった」
「伝統行事を演じるのは特別に思う」
「(観客から)勇気をもらってかっこよくしようと思った」

ただ、保存会によりますと、3年後には当面演じる小学生がいなくなり、行事の継承が課題になるといいます。

子役の親:
「人が少ない中、コロナもありできなかったが、こうやってちょっとずつつないでいくことが大事だとつくづく思う」
 
子役の祖母: 
「三味線も拍子も地元でしているので残していかないといけない」

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