2020年11月21日（土）放送

福むすび号でドライブ！福逸品を探そう④～高浜町編～

シリーズ「福むすび号でドライブ！福逸品を探そう」。今回の舞台は高浜町！

 

まずやってきたのは道の駅「シーサイド高浜」。スタッフの太田さんに勧められたのは、こちらの道の駅オリジナルのスイーツ「たかはま焼」。高浜町の特産品・杜仲茶を生地に練り込んだどら焼きで、中の白つぶあんは高浜の白い砂浜をイメージしているのだとか。杜仲茶の生地が白つぶあんを上品に包んでくれる、3時のおやつにぴったりのお菓子。早速福逸品に認定しましたよ。

 

さらに、高浜町の鮮魚店「えがみ」の石堂さんに出会いました。この道の駅に逸品を納品しているとのことで、教えてもらったのは「紅こいか」と「金のアジ」。高浜町であがる稚魚を塩のみで味付けして加工したもので、噛めば噛むほどうま味が出てきます。素朴な商品を作ることが好きだという石堂さん。イチオシは「ねりさば」。へしこを加工した商品で、ご飯のお供にぴったりなんですって。

 

石堂さんのお店でご飯と一緒に食べさせてくれるということで、早速向かいました。

ねりさばは、サバのへしこを山椒（さんしょう）や黒糖などと一緒に2～3時間練り上げて作るもの。県外の方に「へしこって何？」と言われたことをきっかけに、へしこの入門編として味わってもらえるように作ったんですって。その味は…へしこよりマイルドで、後味に感じる山椒がさらにうま味を引き出してくれます。ご飯と一緒に食べるねりさばはまた格別で、桑原隊長も食べる手が止まりません！更に石堂さんは、このねりさばを使ったアイデア料理にも挑戦しているのだとか。今挑戦しているのがスペイン料理の「アヒージョ」。せっかくなのでこちらも作ってもらうことに。

 

ねりさば、オリーブオイル、塩に加えて、エリンギやブロッコリー、イカ、エビ、アサリと共に、若狭マハタも食材に。若狭マハタとは、若狭ふぐに次ぐ新たな若狭地域のブランド魚として期待されている魚で、今年5月には稚魚の養殖もスタート。来年秋には純福井産の若狭マハタが食べられる予定だそうですよ。この若狭マハタをアヒージョに入れてさっと火を通せば完成です！

 

このねりさばのアヒージョ、初お披露目ということで石堂さんのお友達が集まってくれました。皆さんと一緒に試食しちゃいます。へしこのうま味が十分に感じられるアヒージョは、優しい塩味で食べやすく絶品！バゲットに乗せてレモンをかけて食べるのも抜群の味でした。集まった皆さんも「おいしい！」「今まで食べたアヒージョで一番！」と笑顔で食べていましたよ。

 

いろんなものを作ることが好きな石堂さんは、こうやって皆さんに食べてもらって、味の感想をもらって、また調整して…というチャレンジが楽しいのだとか。今後も高浜町の新しい名物をたくさん作ってほしいですね！

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