2021年09月11日（土）放送

結ぶ飲食店を探せ！福むシュラン

福井県内の様々なものと結ばれている飲食店を紹介する新企画「福むシュラン」！

最初の舞台は敦賀市。結びのキーワードは「漁師×屋台」。ということで、敦賀市の漁港にいってみると…漁師の石川さんに出会いました。石川さんは敦賀ふぐを育てているということで、早速養殖場へ。

 

 

海の中を元気よく泳ぐ敦賀ふぐ。日本海の冷たい水で育てているため、身がしまっていてとてもおいしいんだとか。教えてくれた石川さん、出身は北海道で婿養子として敦賀にやってきたんですって。漁師の仕事を始めてまだ1年半ですが、海の仕事は大好きだそうですよ。そんな石川さんに今後の目標を聞くと、「世界に敦賀ふぐを広めたい」という言葉が…！ここで結びのキーワード「漁師×屋台」。実は石川さん、敦賀ふぐなどを使った料理を出す屋台をやっているんです！

石川さんは北海道を出てから大阪や京都で料理人をしていた経験もあり、漁師のかたわら土日だけ屋台を出しているんです。主なメニューは、敦賀ふぐのアラを使ったからあげや敦賀の海の幸の天ぷらが入った揚げ物盛り合わせ。隊長、その味を堪能させてもらいました。まずは敦賀ふぐのアラを使ったからあげ。骨のまわりの身にダシが染みていて、さらに衣がうま味をぎゅっと閉じこめたうまむすび！感動の味でした。
さらにタコやトマトの天ぷらなども絶品！桑原隊長、箸が止まりません。「みんなに食べてもらい、その味を知ってもらって敦賀ふぐを広めてくれたら…」と石川さん。敦賀の海の幸を漁師が結ぶ屋台…「福むシュラン」認定です！

 

 

 

続いての舞台はあわら市波松。キーワードは「町×カフェ」。町の人たちによると、この波松はフルーツがおいしく、今の時期は梨が盛んなんですって。せっかくなので梨農家さんの所に行ってみました。坂井梨園・ぶどう園の坂井さんによると、今年のできは糖度が非常に高いそうですよ。「先代の父や近所の梨名人に話を聞いて学習し、その知識で梨を育てている」と坂井さん。この町では、おいしい梨の作り方が受け継がれているんですね。そんな波松で結ばれているカフェとは…？坂井さんによると、休校になった波松小学校で、町がカフェを作っているんですって！

 

 

それが、「なみまちCAFE」。波松小学校に併設していた幼稚園を改装したカフェで、スタッフは地元のお母さんたちが中心なんです。今の時期のオススメは「魯肉飯（ルーローファン）」。台湾の家庭料理で、味の決め手は波松産の梨！豚肉を波松の梨ジュースにつけこんで煮こんでいるんですって。ホロホロとした柔らかいお肉の中にうま味と甘味がぎゅっと詰まっていて、隊長も驚きが隠せないうまむすびです！ 「なみまちＣＡＦＥ」の東川さんによると、休校になった波松小学校の代わりに地域のお年寄りから子供たちまでが集まれるコミュニティーの場になるようにカフェを始めたそうですよ。農家が減少している近年、波松の生産者たちが自信を持って作る食材を食べて知ってもらい、後を継いでもらえたら―。そんな願いもあるんですって。町の未来を結ぶカフェ。「福むシュラン」に認定です！

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