2022年06月25日（土）放送

200回突破記念！パックンマックンと福むすび

今回は200回突破記念！福井ゆかりのお笑いタレント・パックンマックンをお招きしちゃいました。越前市を舞台に「2」にまつわる福井のすばらしいものを巡っちゃいます。

まずやってきたのは創業240年の「四季の餅　あめ小」。12代目の渡辺さんは、元サラリーマンで海外転勤し、パックンのふるさと・アメリカで13年間も過ごした経験があるんですって！
こちらの看板メニューは「あべかわ餅」。黒蜜にくぐらせたお餅にきな粉をかけた福井の夏の名物です。福井を「第2のふるさと」というパックンも、あべかわ餅は初めて食べるのだとか…。口にした瞬間「うまい！」と思わず叫んじゃいました。渡辺さんは、「武生には新幹線の駅ができる。それをきっかけに県外の人にも味わってほしい」と語ってくれましたよ。

 

続いては北府駅にやってきました。
こちらで待っていたのは、老朽化した一台の車両…。昭和から平成にかけて福井の人々の生活を支えてきた「福井鉄道200形車両」です。2016年に引退しましたが、鉄道ファンから保存を望む声が多く、越前市による「北府駅鉄道ミュージアム整備事業」で現役の姿に蘇らせる補修工事が行われるんですって！
せっかくなので福井鉄道の白崎さんに200形車両のすごさを教えてもらいました。一番のポイントはステップ。福井鉄道は鉄道線と軌道線（路面電車）が一体になっている全国でも珍しい鉄道で、ホームの高低差が50cm近くあるんです。その差を埋めるたに路面ではステップが下りてくるんですよ。6月下旬には補修工事に入る200形車両。最後はみんなで車庫に帰っていく姿を見送りました。現役時代の姿に蘇り展示された暁には、越前市の新たなスポットになることを期待しましょう！

 

続いての舞台は越前打刃物の産地・池ノ上町。料理にハマっているというマックンに包丁をプレゼントするために「柄と繪」にやってきました。山本卓哉さん、由麻さん夫妻が出迎えてくれましたよ。卓哉さんは包丁の柄を作る山謙木工所の4代目。そして由麻さんは、伝統的工芸品・越前漆器の蒔絵師。この「柄と繪」は、越前打刃物と越前漆器、二つの伝統工芸が結ばれた場所なんです。二人の共同作品が、蒔絵や漆絵がほどこされた柄。これをプレゼント…というわけではなく、今回はマックン自ら色漆を使って柄に絵を描いてもらっちゃいます。

いざ絵付け体験を始めたもの…マックン、手の震えが止まりません。実は絵を描くのが苦手だそうで…。しかし、パックンの応援もありなんとか完成しました！二人のコンビ愛にあふれた世界の一つだけの作品が出来上がりましたよ。

 

最後にやってきたのはお食事処の「江戸屋」。こちらのご主人・栗塚さんはアイデア料理人。実は桑原隊長、栗塚さんと一緒にパックンマックンのためのスペシャルなボルガライスを考えていたんです。その食材は、若狭牛、荒島ポーク、福地鶏の卵、六条大麦、ケール、そして紅しきぶ（トマト）。これまで番組に登場した福井のすばらしい食材が集合です！
さらにテーマが「2」ということで、ボルガライスを二つ積み上げちゃいました。これにはパックンマックンもびっくり！「ボルガライスの頂点を見せてくれた」と絶賛しながら堪能してくれました。
今回、ブランド牛とブランド豚が入っていましたが、「まだ鶏がある」とマックン。栗塚さんは「300回いったら三つ積み上げましょうか」と約束してくれましたよ。ぜひその時には、パックンマックンも一緒に食べてくださいね！

 

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