むすびめし～ごはんのお供・嶺南編～

番組紹介

むすびめし～ごはんのお供・嶺南編～

2023年12月02日（土）放送

むすびめし～ごはんのお供・嶺南編～

米どころ福井には、“へしこ”や “もみわかめ”など、ごはんがすすむ「ごはんのお供」があふれている！ごはんのお供を探す新企画「むすびめし」の後編は、嶺南へ！

まず向かったのは、小浜市の新ブランドの野菜「幸福（しあわせ）ねぎ」を作っている「若狭こすもかんとりー」。「幸福ねぎ」は、薬味などに使われる青ネギで、シャキシャキとした食感と、辛味が少ないのが特徴です。桑原隊長がそのままかぶりつくと、後味の甘さにビックリ！

「農業をするつもりはなかった」という、若狭こすもかんとりーの辻さん。ブランド野菜を新たに手掛けるにあたって、新しい農業スタイルにしたいと考えたんです。水耕栽培を取り入れたことで、計画的に収穫し、体の負担を軽減。そして、週休二日制を導入できたんですって。これからもおいしいネギを作り続けてほしいと願う隊長なのでした。

【団体名】若狭こすもかんとりー
【住所】小浜市尾崎

続いて、幸福ねぎを使ったごはんのお供を求めてやってきたのは、JA福井県の直売所「若狭ふれあい市場」。手づくり館の清水さんに案内され、ごはんのお供「幸福ねぎのねぎ味噌」にご対面！みそと幸福ねぎの割合が１：１と、幸福ねぎをぜいたくに使った「おかずみそ」なんです。甘めの五徳味噌と甘い幸福ねぎが合わさって、想像以上に甘い味にビックリする桑原隊長。それでも後味にちょっとピリ辛な感じが残って「うまむすび」！実は隠し味に豆板醤が加えられているそうで、クセになる味なんです。さらに、相性がいい「ダイコンとサトイモの煮もの」を用意してくれていました。甘いみそがダイコンとサトイモになじんで、箸が止まらない桑原隊長なのでした。

【団体名】ＪＡ福井県小浜加工センター、手づくり館
【連絡先】0770-56-5017
【住所】小浜市遠敷8-8-1
【販売店】ＪＡ福井県の直営店（喜ね舎、若狭ふれあい市場）など

次に美浜町へとやってきた桑原隊長。向かったのは美浜東小学校。実は、小学生が商品開発に関わったと聞いてやってきました。去年、海と日本プロジェクトで、海の課題に触れた子どもたち。県内でのサワラの漁獲量が増えたこと、サワラの消費が増えていないことを学びました。そして、サワラの消費量を増やそうと、サワラのへしこを作るように提案したんだそう。完成したごはんのお供「さわらのさっちゃん」のキャラクターデザインや、商品名は、子どもたちのアイデアが生かさせているんですって。

美浜東小学校の子どもたちが関わったごはんのお供、「さわらのさっちゃん」を求めて訪ねたのは「千鳥苑」。商品づくりに関わったふたり、千鳥苑の中野さんと、へしこ料理研究家の伊達さんが待っていてくれました。サワラをへしこ漬けにするにあたって、実は問題があったそう。身が柔らかくて崩れたり、塩分が入り過ぎてしまったりするんですって。そこで、サバのへしこ漬けをした“ぬか”を使って、一夜漬けにしたことで問題を解決。“へしこ”らしい風味をつけることもできたんですって。さらに、味にパンチ力をつけようと、黒コショウを追加したそうで、大人の味に仕上がった「さわらのさっちゃん」。桑原隊長はすぐに大盛りごはんを平らげたのでした。