越前市味真野地区にある万葉菊花園に、去年4月にオープンした「Hugpopo」（ハグポポ）。

カフェ開業を目指していた谷樹里さんが、万葉菊花園の植物に魅了されオープンしたカフェです。

「マイナスイオンがいっぱいで、世界中の花が楽しめる。絶対にここでカフェがしたいと思った」という谷さんは、管理していた味真野観光協会に直談判。

その情熱が伝わり、カフェ開業に至りました。

谷さんが一番大切にしているのは、カフェをきっかけに味真野地区にたくさんの人が訪れること。

谷さん曰く「味真野は歴史も深いし、特産物もいっぱいで魅力的なものが多い」。

その魅力を伝えるために、カフェでは地元の旬の食材を使ったメニューを提供しています。

春のおすすめメニューは「スペシャル苺パフェ」。

酸味と甘味のバランスが良い地元のイチゴをたっぷりと使っています。

さらに、クロワッサンをワッフルメーカーでつぶして焼いた「クロッフル」も入り、ボリューム満点。

「花の香りに囲まれながら心とおなかを満たしてくれたらうれしい」といいます。

谷さんは味真野の魅力をPRするために定期的にマルシェも開催しています。

「たくさんの人に味真野に来ていただいて良さを知っていただくことが第一段階。

Hugpopoがお客様と味真野地区の人がつながる橋渡し的な存在になればいい」と語ります。