高浜町青戸にある「若狭たかはまエルどらんど」は、エネルギーや自然科学を遊びながら学べる施設です。

エルどらんどには、子どもから大人まで楽しめる全天候型のアクティビティ「トロピカルワンダー」と、見て、触れて、感じて、考える参加体験型の「サイエンスワンダー」があります。

館長の大江俊充さんは「緑の中で感じるドキドキ感、科学に触れて感じるワクワク感の両方を楽しんでほしい」といいます。

中でもオススメが、4ｍ～10ｍの高さに設置された9個のアイテムの上を歩く「空中アスレチック」です。

スタッフの渡辺さんによると「自分の力で一つひとつクリアしていく達成感を感じてもらうことができるアクティビティ」だそうです。

スリル満点の楽しさを味わえる空中アスレチックの裏側には、「みんなに楽しんでほしい」と願う渡辺さんたちスタッフの支えがありました。

スタッフの一日は、ネジの緩みや危険なところがないかを点検することから始まります。

また、挑戦した人が困っていたら手助けやアドバイスを送り、途中で「やっぱりやめたい」と断念した人を地上に降ろすレスキュー作業もスタッフの任務です。

こうしたレスキューや手助けをしっかりとできるようにと、スタッフは、日々のトレーニングにも余念がありません。

渡辺さんは「“確実に安全”ということが大前提で当たり前。しつこいほど確認して、大丈夫ということが確証できてからお客様を迎えるよう努めています」と話しています。