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鉄道遺産がシンボルの公園や駐車場400台分整備へ 敦賀市「金ヶ崎周辺プロジェクト」基本計画案 2028年春の完成目指す【福井】
北陸新幹線開業から1年。終着駅・敦賀で進む金ヶ崎周辺の大規模プロジェクトについて、敦賀市は鉄道遺産をシンボルとした季節感ある公園を整備することなどを盛り込んだ基本計画案を示しました。2028年春の完成を目指します。
敦賀市議会は12日「新幹線開業後まちづくり特別委員会」が開かれ、市は金ヶ崎周辺で公園と駐車場を整備する基本計画案を示しました。
計画案では、鉄道遺産である廃線跡や転車台を生かし、背景の金崎宮の山とサクラが調和する季節感ある空間にすることや、駐車場を約400台分整備することなどが盛り込まれています。
一方、民間が開発を予定している金ヶ崎緑地公園について、民間事業者はおおむね基本設計を終え、採算ベースにのせる検討をしていると市が説明しました。ただ、民間が開発する部分の完成見通しは立っておらず、市は先行して公園と駐車場整備を進めるとしています。
早ければ2026年に着工し2028年春の完成を目指します。民間開発への補助も含め、市は総事業費50億円余りを見込んでいます。
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