2021年01月30日（土）放送

福逸品探し～冬の陣～おおい町名田庄地区編

福井県内の市町村を訪れ、その土地の逸品を探し出し視聴者の皆さんにプレゼントする「福逸品探し～冬の陣～」がスタート！今回の舞台はおおい町名田庄地区。

 

最初に訪れたのは名田庄の特産品などを販売している直売所「名田庄あきない館」。スタッフの林さんに逸品を聞くと、「冬の時期のイチオシは自然薯」とのこと。名田庄の朝晩の冷え込みによっておいしさが増す自然薯は昭和50年代から地区全体で栽培を始めた特産品。この自然薯を使って作った「じねんじょクッキー」は、名田庄のきれいな星空をイメージした星の形をしていて、さくさくとした食感が楽しめましたよ。しかし桑原隊長は自然薯そのものを食べてみたい…。林さん、ならば一緒に自然薯を収穫しようと誘ってくれました。

 

やってきたのは、林さんの自然薯畑。土の中にパイプが埋めてあり、その中に自然薯が育っているのだとか…。水分を含んだ重い土を掘り起こし、現れたのは1m20㎝もの長さがあるパイプ。その中にはとても立派な自然薯が…！林さん曰く、掘って収穫するのが一番の楽しみ。育った自然薯でパイプが少し開いているのを見るのが一番うれしいそうです。桑原隊長も収穫を体験。重い土を掘っていく収穫の大変さと、そして現れた自然薯への感動を味わわせてもらいました。

さらに林さん、この自然薯をすって食べる場所を用意してくれました！

 

林さんに連れられてやっていたのは、料理旅館「新佐」。収穫したばかりの自然薯と、さらに名田庄の冬の鍋「ぼたん鍋」を用意してくれました！名田庄で捕ったイノシシの肉を新佐特製の配合みそで味付けしたぼたん鍋をまずは一口…。とろける脂身の甘味と歯ごたえのある肉に隊長、「身震いするほどうまむすび」！続いては、先ほど収穫したばかりの自然薯。すりおろした自然薯は、まるで餅のような粘り。クリーミーでもっちりとしていて、さらに何も味付けしなくてもコクを感じます。名田庄の味覚の本領発揮はここから！なんと、すった自然薯をぼたん鍋に投入。イノシシのおいしいエキスが加わった自然薯は…これぞ名田庄の逸品！隊長も「名田庄に住みたい…」と感動する味でした。

 

今回自然薯を紹介してくれた名田庄あきない館の林さん、そして新佐のご主人・栗原さん。二人とも豊かな自然とおいしいものがあるこの名田庄が大好きだとのこと。二人の思いと共に、名田庄の自然薯とぼたん鍋、福逸品に決定です！

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