2021年10月02日（土）放送

福むすび恐竜商品を作ろう～食材集め編～

福井市にあるコッペ亭をパートナーに挑戦しているシリーズ「福むすび恐竜コッペサンドを作ろう」！今回は、コッペパンを緑や赤に染める食材を探しちゃいます！

 

パンを緑に染めるにはパウダーであることが必須条件。まず緑のパウダーを求めてやってきたのは越前町宮崎地区。実は桑原隊長、3年前に番組で緑に染まったピザ生地を見たことがあるんです。その時にお世話になったのが司辻さん。「越前まこも」というイネ科の多年草を育てていて、その茎部分が「マコモダケ」という秋野菜になるんです。司辻さんによると、ピザ生地を緑に染めていたのは越前まこもの葉で作られた「越前まこもパウダー」！豊富な食物繊維が含まれているんですって。

 

その越前まこもパウダーのお味は…意外とビター！桑原隊長によると、紅茶のような深い味わいがあるそうですよ。さらに、越前町宮崎地区にある「菓子処 江雲堂」と一緒に作った「越前まこもカステラ」もあるのだとか…。こちら、カステラの生地が綺麗な緑に染まっています！江雲堂のご主人・向當さんによると「朝ごはんに食べられるカステラを作りたいという気持ちで作った」とのこと。マコモの味がしっかりと感じられて、最後までおいしく食べられるカステラ…これはコッペパンにも合うと桑原隊長も確信しました！越前まこもパウダー、福むすび恐竜コッペサンドの食材に決定です！

 

 

 

続く食材は赤のパウダー。やってきたのは高浜町。たくさんのビニールハウスが並ぶ「株式会社 福井和郷」です。こちらでは、伝統的な農業と最先端の工業技術を融合させた農業に取り組んでいて、水分を調整して、甘味・うま味を凝縮させて育てる「甘とまと」を作っているんです。

「トマト嫌いさんも食べられるトマト」をコンセプトにしていると教えてくれたのは、福井和郷の東山さん。桑原隊長も味見させてもらうと…「おいしい！」と絶賛！この時期、6～7度の糖度があるんですが、実は最盛期の4月頃には11度にもなるんだとか。…ただ、見つけたのは水分たっぷりのトマト。果たして赤いパウダーは…？実はこちら、フリーズドライ事業もやっているんです。そこで、甘とまとをフリーズドライしてもらっちゃいました。

 

真空凍結乾燥機によって真空状態で乾燥させることで、凍った状態から一気に気体に変化させる昇華という現象を利用したフリーズドライ。うま味や甘味をそのまま閉じ込め、かつ水分が全くない状態になるんです。桑原隊長、先ほど食べた甘とまとの味がそのまま生かされたフリーズドライの味に、驚き！ぜひこれを福むすびコッペサンドの食材に…。フリーズドライの状態からパウダーにするには、コーヒーミルなどで簡単に粉砕できるとのこと。

 

コッペ亭の中村さんに相談すると「ウチでパウダー化をやります」と力強いお言葉を頂きました！

パンを染める食材もこれで無事にGET！いよいよ次回、クライマックスです！

 

 

 

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