2022年05月21日（土）放送

嶺南でキッチンカーと福むすび！

シリーズ「キッチンカーと福むすび」。今回は嶺南のキッチンカーを巡っちゃいます。

 

まずやってきたのはおおい町。ハンバーガーをメインに取り扱うキッチンカー・「ロッキンバーグマン」に出会いました。ご主人の浦松さんは、おおい町出身。兵庫県などでハンバーグ屋さんなどをやっていたそうですよ。看板メニューは、朝一番に手作りしたハンバーグや、惚れ込んで仕入れている手作りパン、そしてオープン時から継ぎ足し継ぎ足しで使っているデミグラスソースなどを使った「ロッキンバーガー」。お客さんにもボリュームがすごくて晩ご飯にもできちゃうと大人気でした！その味は…日本人好みの優しい味をしたハンバーグとデミグラスソース、そしてトマトソースが抜群にマッチしたうまむすび！

 

隊長、キッチンカーの中で「ひじきの炊いたん」も発見。もう一つのハンバーガー「テリヤキチキンバーガー」に入れるものだと聞いた桑原隊長は思わず追加注文しちゃいました。たっぷりと入ったひじきがテリヤキソースに合うことにびっくり！あっさりと食べられるハンバーガーでしたよ。「どこにでも行けて、そこでいろんな人に出会えることがキッチンカーの魅力」だと語ってくれた浦松さん。今後は日本一のハンバーガー屋さんになることが目標のようですよ。その味で、地元の人たちを楽しませてほしいですね！

 

 

続いてやってきたのは敦賀市白木。民家が15軒しかない静かな町に常駐しているキッチンカーがあるんです。それが「take out café Calme」。白木にお嫁に来たのが同じ時期だという3人のご婦人が営んでいましたよ。元々民宿の女将さんをしていた３人は、何か地元に貢献できることがないかと探してキッチンカーを選んだのだとか。3人で考えた看板メニューは「しとぎロール」。白木でかつて行われていた風習で食べていたおやつ「しとぎ」をアレンジして作ったそうですよ。

 

このしとぎロール、米粉や豆乳などを使った生地・「しとぎ」にいろんな具材を巻くんですって。現在は「炭火焼チキン」、「厚切りベーコン」、「あん＆わらび餅」の３種類があり、隊長は「あん＆わらび餅」をチョイス！生クリームとつぶ餡、そしてわらび餅を入れて巻き、さらに黒蜜をかけたスイーツ系しとぎロールです。こんなスイーツ初めて出会った！と隊長も感動！わらび餅の食感や、つぶ餡の優しい甘味はもちろん美味しいのですが、それを包む「しとぎ」がまた絶品。クレープとは違ったもっちり感を楽しめるうまむすびでした。何より新緑の中で食べる「しとぎロール」は格別。白木は海があり、山があり、四季折々の景色が楽しめる場所で、特に海が凪の時は沖縄に負けないぐらいの美しさなんだとか…。

この白木を盛り上げたい気持ち、そして３人で穏やかに仕事を続けたい気持ちが詰まったキッチンカーだと語ってくれた３人。ぜひこれからも長くお元気で続けていってくださいね！

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