福逸品探し！～越前市・前編～

番組紹介

福逸品探し！～越前市・前編～

2023年04月29日（土）放送

福逸品探し！～越前市・前編～

シリーズ「福逸品探し」。今回の舞台は、越前市！

まずやってきたのは、北陸新幹線の新駅「越前たけふ駅」に隣接する、道の駅「越前たけふ」！3月18日にオープンした新しい道の駅です。ここの特徴は海産物が豊富なこと！飲食エリア、物販エリア共に、新鮮な海産物が並びます。

谷口駅長に紹介いただいたのは、人気ナンバーワンの「海鮮バラちらし丼」！ご飯が見えなくなるほど盛られた具材は、最大10種類！3on3コートなどがある、屋外の交流広場でいただきます。いろんな魚の味とその食感が楽しくてうまむすび！道の駅には、地元の人に普段使いしてもらうための工夫が様々あって、何度も来たくなっちゃう隊長なのでした。

■道の駅越前たけふ
【問い合わせ】TEL: 0778-43-5661 FAX: 0778-43-5662
【住所】越前市大屋町38-5-1
【営業時間】観光案内所：8:00〜18:00
1F物産販売所：9:00〜18:00
2Fお食事処：11:00〜22:00
【HP】https://echizen-takefu.jp/

続いて駅長におすすめしていただいたのは「無農薬純米吟醸かたかた」。コウノトリが舞う豊かな里地里山を目指す越前市には、「コウノトリブランド」という無農薬、無化学肥料で育てた、環境にも人にも優しい素材を使った商品があるんです。「かたかた」はそのブランドのひとつで、白山地区で大切に育てられた酒米から作られた日本酒。のみやすいフルーティな味なんです。「無農薬純米吟醸かたかた」福逸品に認定です！

■農事組合法人まっきーの杜
【住所】越前市牧町18-30-2
【問い合わせ】TEL: 090-3297-2182
【醸造】片山酒造株式会社
【住所】越前市余田町51-18
【問い合わせ】0778-22-0209

続いておすすめされたのは、日本の伝統技法「金継ぎ」が自分でできちゃうセット！欠けたり割れたりした器を直す「金継ぎ」。その材料や道具が揃っているんです。自分でできるとはいえ、さすがに難しそう…と思ったら、金継ぎ教室が開催されているそうで、行ってみることにしました。

金継ぎ教室へと向かう途中向かったのは「くになかのケーキ屋さん」。実は、コウノトリブランドのひとつ「越の里手仕事めぐり」という型抜きクッキーを作っているお店です。サクサクとした軽い食感がたまらなく“うまむすび！”なクッキー。生地にもち米にあたる赤米（古代米）が入っていて、これが新しい食感を生み出しているんです。

そしてもうひとつ特徴的なのが、クッキーの形が越前打ち刃物や越前焼など、伝統工芸をイメージした形になっていること。伝統工芸が盛んな丹南地区で、意外となかった形なんです。かわいいデザインのお菓子「越の里手仕事めぐり」を福逸品に認定です！

■くになかのケーキ屋さん
【問い合わせ】TEL:0778-42-1070
【住所】越前市国中町63-13-3
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】土曜日午後・日曜日
【HP】https://kunikei.com/

続いて向かったのは、金継ぎ教室を開いている「箕輪漆行」。蓑輪社長に“金継ぎ”のやり方を教えてもらいます。まず割れた器の接着に使う「麦漆」づくり。セットの中にある漆と、小麦粉、水を混ぜ合わせます。粘り気が出るまで練ったら、器を接着。見事にくっつき、ビックリする隊長。漆が乾くまで2週間ほどかかるということで、またまたビックリ！金継ぎの作業はトータルで3か月ほどかかるんです。
今回はサンプルを使って、この後のやり方を教えてもらうことに。「金蒔き」「金磨き」と作業を体験させてもらっちゃいました。割れた器がどんどんきれいになっていく様子に、楽しくなってきた桑原隊長なのでした。伝統技術が手軽にできちゃう「金継ぎセット」、福逸品に認定です！