番組紹介
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忘年会シーズン到来!お酒の飲み方について
2015.12.07(月)放送
今日のドクター
日本肝臓学会専門医・指導医
根本朋幸先生
病気説明
お酒は飲み過ぎると、短期には二日酔い、長期になると肝臓に障害をきたし、アルコールによる脂肪肝や肝臓が硬くなる肝硬変になることがあります。お酒は肝臓で処理されますが、ある一定の量を超えると肝臓にとって毒となってしまいます。若い時からアルコール依存症になる危険がありますし、飲み続けると肝硬変になり、お腹に水が溜まる腹水、顔が黄色くなる黄疸が出る事になってしまいます。一方、お酒は百薬の長とも言われますので、日頃からお酒と上手に付き合うようにしてください。
意外と知らない?対処法
- 空腹で飲むことはやめましょう
- お酒は空腹時に飲むとアルコールが吸収される速度が早くなり、およそ30分で8割が吸収されてしまうため、非常に酔いやすくなってしまいます。ですから、お酒を飲む前には少しお腹に入れておくと良いです。宴会などでも最初から飛ばしすぎず、少し食べてお腹に入れてから飲むようにすると良いでしょう。
- 二日酔いになったら水分をしっかりとりましょう
- 二日酔いになったときは、体が脱水状態になっていることがありますので、お風呂に入ってさらに脱水を悪化させるよりも、水分をしっかりととることが良いといえます。水分をとることによって、まだ体に残っているアルコールの血液中の濃度が下がり、二日酔いの原因物質のひとつであるアセトアルデヒドが尿から出やすくなります。単なる水ではなく、ジュースやスポーツ飲料であれば、水分と一緒に糖分やビタミンも補えるので、二日酔いの時にはそういった水分を補給するのも良いと思います。
- まとめ
- お酒は強い人も弱い人もいるでしょうが、自分の飲める量をちゃんと把握し、飲み過ぎにならないように注意して、アルコールと上手に付き合うようにしてください。
過去の放送
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