鯖江市日の出町にある「CHARLIE MARGUERITE」は、白あんを使ったお花絞り教室。

講師は山田ちありさん。2022年春にSNSで「和なはアートフード協会」というあんこでお花を作ることを教えてくれる団体を知り、自分も作れるようになりたいと思った山田さんは毎日のように練習を重ね、講師の資格を取得しました。

当時、北陸地方に教室がなかったことから、「広めていきたい」という思いで自らも教室をスタート。自身のオリジナルの花を「Sweet Flower」と名付けました。

Sweet Flowerの材料は、白あん。野菜パウダーなどの天然色素で色付けし、それをしぼり袋に入れて一枚一枚花びらを絞っていきます。「実際の花をよく見るようにして、自分が絞りたい花にするにはどうしたら良いかを常に考えている」という山田さん。あんこで作る花を乗せたケーキは芸術的です。

一人ひとり、絞り方も出来上がりも全く異なり、生徒たちがそれぞれの作品を完成させた時に喜ぶ姿を見ることが、山田さんのやりがいです。

また、山田さんはオーダーケーキの販売もしています。「見た目も華やかだが、おいしいと思ってもらえるように味にもこだわっている。Sweet Flowerがその人の一日がハッピーにする花であるようにしたいし、いろんな人に広まってほしい」と語ります。