ニュース
県内のニュース
「鉄道事業者、客の利便性の立場から小浜・京都ルートが望ましい」JR西日本の倉坂社長が改めて強調
北陸新幹線の敦賀ー新大阪間のルートを巡り、JR西日本の倉坂昇治社長は18日の定例会見で、小浜・京都ルートが望ましいと改めて表明しました。
北陸新幹線の敦賀以西のルートを巡っては、自民党と日本維新の会でつくる与党整備委員会が議論を進めていて、維新の会が提示した8つのルート案について再検証を行うことが決まりました。
こうした中、18日に会見に臨んだJR西日本の倉坂昇治社長は「鉄道事業者の立場、客の利便性の立場からすると小浜・京都ルートが望ましい」と改めて強調しました。
また会見では、駅ホームの除雪作業の省力化を図るため、作業員がホームの端から離れて操縦するリモコン式除雪機を、越美北線の越前大野駅と美山駅で試験的に導入すると発表しました。
安全性や効果を検証し、来年度に技術の確立を目指す考えです。
一緒に読まれている記事
-
北陸新幹線のルート再検証は「50年以上の経緯を白紙にする議論」福井県知事がけん制 小浜・京都ルートでの全線開業の必要性訴える
-
小浜・京都ルートの早期実現へ 地元の商工会議所青年部が署名活動 10月末までに10万人分を【福井】
-
「小浜・京都ルートが最適」JR西日本の新社長が会見 客の利便性から「京都駅近くを通るルートが望ましい」と言及【福井発】
-
JR西日本の社長が米原ルートを“一喝”「お金をかける意味が分からない」 北陸新幹線「小浜・京都ルート」での整備を改めて求める
-
敦賀以西ルート問題“再燃”の舞台裏 認可着工へ最大のハードル“地元自治体の同意”へ 求められる国の責任と地元の熱意
-
北陸新幹線「小浜・京都ルートでの全線開業」要望書を決議 「国家百年の計を政争の具にしてはいけない」福井県知事が熱弁 東京で建設促進大会
-
石川県が求める「米原ルートの再検討」追記 福井県が決議案の調整急ぐ 12日に北陸新幹線建設促進大会
-
北陸新幹線「小浜・京都ルート」早期着工を目指す会が知事に支援要請 知事は”特別顧問”に就任 行政と住民一体で運動進める【福井】
-
「必ずしも米原ルートが早いわけではない」国が小浜・京都ルートでの整備を強調 北陸新幹線の新大阪延伸めぐり京都で説明会 地下水への影響も改めて否定【福井発】
-
「25%増でも想定よりは大きくない」JR西日本が新幹線敦賀開業後の利用実績を発表 能登半島地震の“観光への打撃”が要因と分析【福井】
- 広告


