番組紹介
- あなたの体のお悩み解決します。
子どものスポーツ障害について
2016.05.02(月)放送
今日のドクター
日本整形外科学会専門医
宮崎剛先生
病気説明
スポーツ障害とはその名の通り、スポーツ時の繰り返される動きで手足や体のケガ、使いすぎにより起こる障害の事を言います。
特に成長期の子どもさんは骨や軟骨が柔らかい事もあり、スポーツ障害も起こりやすくなるんです。
代表的なものに、サッカーのボールを蹴る動作で膝付近を痛めるオスグット・シュラッター病というものや、主に長距離の陸上によりスネの前の方を痛めるシンスプリント、野球のボールを投げる動作で肩や肘を痛めるお子さんが多いです。
意外と知らない?対処法
- 運動後は冷やしましょう
- スポーツ障害を予防するためには、運動後はアイシングで使ったところを冷やすと良いです。
運動後すぐに温めてしまうと、炎症は悪くなることがありますので、アイシングをしてから『お風呂に入って疲れを取る』といった工夫をすると良いでしょう。
他にもスポーツ障害を未然に防ぐためには、アフターケアが非常に大事なので、アイシングの他に運動後のストレッチや軽いマッサージをすると良いでしょう。
また、こういったアフターケアを行うことで、コンディションも良くなり、結果、良い成績を出すことにつながると思います。 - セルフチェックを心がけてください
- スポーツ障害は早く見つけて早く治療をする事が大事なので、定期的にセルフチェックをする事が早期発見につながります。セルフチェックは『右と左を比べる』というのが有効で、例えば左右の腕を伸ばして右と左が同じように伸びるか、片方が伸びきらないことは無いかというのを見るようにしてください。
どのような場所にどのような痛みがあるかというのを自分で把握する事も大事ですし、痛みが続くようであれば病院で検査を受けるようにすると良いでしょう。
過去の放送
- 2014年10月09日(木)放送突発性難聴
- 2014年09月25日(木)放送白血病
- 2014年09月18日(木)放送高尿酸血症
- 2014年09月04日(木)放送排尿障害
- 2014年08月28日(木)放送帯状疱疹
- 2014年08月14日(木)放送骨粗しょう症
- 2014年08月07日(木)放送粉瘤
- 2014年07月17日(木)放送日焼け
- 2014年07月03日(木)放送熱中症対策
- 2014年06月26日(木)放送鼠径ヘルニア
- 2014年06月12日(木)放送心房細動
- 2014年06月05日(木)放送手足口病
- 2014年05月22日(木)放送胃潰瘍
- 2014年05月15日(木)放送五月病
- 2014年05月01日(木)放送めまい
- 2014年04月24日(木)放送片頭痛
- 2014年04月10日(木)放送手あれ
- 2014年04月03日(木)放送起立性調節障害
- 2014年03月13日(木)放送気管支ぜんそく
- 2014年02月27日(木)放送腰椎椎間板ヘルニア