去年に引き続きマイファームでスイカを育てることになった三上さん。去年は苗植えから始めましたが、今年はより自分の手でスイカ作りを体験すべく、苗の“接ぎ木（つぎき）”からスタートします！
接ぎ木とは、育てたい植物の苗を全く別品種の植物の苗に挿していくことをいいます。スイカの場合はかんぴょうの苗に小さな穴を空けてそこにスイカの苗を挿していきます。スイカの茎は細くて弱いのですが、太くて丈夫なかんぴょうの茎を“台”にすることで雨風に強い丈夫な苗を作ることができるのです。また、接ぎ木をするとその苗から延びる根はかんぴょうの根になります。かんぴょうはスイカと違い連作（毎年同じ土地で同じ作物をつくること）ができることから、接ぎ木をすることでスイカの連作障害を防ぐこともできるのです。
今回三上さんが接ぎ木した苗は２０本。それを１ヶ月間成長させた後、白山のスイカ作り名人・稲葉さんのアドバイスのもとマイファームに植え付けしました。２０１３年のマイファームの方針は『商品化と販売にもチャレンジ！』ということで、前回のジャガイモ同様スイカも商品開発を目指すことに…。果たしてスイカは無事に育つのか？そしてそこからどのような商品ができるのか！？乞うご期待！