皆さんは俳句と俳諧の違いをご存知でしょうか？今回三上さんは日常生活でなかなか触れることの少ない俳諧を体験してきました。
教えていただくのは湊町・三国で３００年以上続く俳諧結社『日和山吟社（ひよりやまぎんしゃ）』の第２６代宗匠・大森杏雨（きょうう）さん。俳句は一人で５・７・５を詠むのに対し、俳諧は何人もが集まって「５・７・５」⇒「７・７」⇒「５・７・５」…と計３６句を詠み継いでいきます。実際にやろうとすると２～３日ほど時間がかかるらしく、さすがにそれを体験するのは無理なので、今回は俳諧の短い形式である“発句（ほっく）”をやってみることに。
“発句”とは、大森宗匠の出した「５・７・５」に対し、三上さんが「７・７」を付けて物語を完結させるという遊びです。“難しいことを考えずに素直な心で詠むことが大事”と教えられた三上さん。余計な言葉の装飾をせず、純粋に自分の想いを言葉にしたところ宗匠も大絶賛の句が誕生！俳諧の妙味に触れることができて大満足の三上さんでした。

★宗匠が大絶賛した句がこちら…
宗匠の句：「梅雨に入り　祭り終わりし　三国町」
三上さんがつけた句：「たまった洗たく　干していいかな」