番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

ニキビ対策

今日のドクター

福井県皮膚科医会
長谷川 義典 先生

病気説明

ニキビとは毛穴に元々棲んでいるニキビ菌が影響し毛穴が炎症を起こした状態の事で、少ないと『ふきでもの』と呼ばれ、たくさん出来ると『ニキビ』と呼ばれる状態になります。ニキビの原因は様々ですが皮脂が毛穴に溜まる事により発症しますので、額や鼻先など皮脂が多い所に出来やすく、毛穴の出口が狭くなり皮脂が外に出られなくなった状態の『面皰(めんぽう)』皮脂が溜まりニキビ菌が増殖した『丘疹(きゅうしん)』炎症がさらに進みウミが溜まった状態の『膿疱(のうほう)』へ進行していきます。さらに放っておくとニキビ痕が残る事にも繋がりますので注意すると良いでしょう。

意外と知らない?対処法
化粧は油分を避けると良い
ニキビが出来た時に化粧をする事は『ニキビ治療のガイドライン』にて現在は構わないとされていますが、ニキビは毛穴に皮脂が詰まることによって出来ますので、使用する化粧品も皮膚への刺激や油分が少ない物を使うと良いでしょう。また化粧を落とさずに寝てしまうと毛穴が詰まることにも繋がりますし、化粧を落とした後はスキンケアも心がけると良いでしょう。
ニキビは自分で潰すと痕が残る可能性が高くなります
ニキビは潰してしまう人もいると思いますが、自分で潰してしまうと痕が残る可能性が高くなります。またニキビが気になり触る事や潰す事によってバイ菌が入ってしまい治りが遅くなる事にも繋がります。ニキビが出来た時の洗顔は1日2回程度で刺激を与えず優しく洗う、過度な洗顔も肌の乾燥に繋がるので注意するなど、スキンケアも心がけると良いでしょう。
まとめ
ニキビは治らない病気ではありません。自宅できちんとケアを行い、痕が残りにくい治療を心がけると良いでしょう。
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