番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

心肺蘇生法(心臓マッサージ)

今日のドクター

福井大学 医学部附属病院救急部
徳永日呂伸先生

病気説明

目に前に倒れている人がいたら、心臓マッサージや人工呼吸をして助けるといった方法がよく知られていると思います。しかし、実際にそのような場面に遭遇したときに心肺蘇生法ができる方は少ないのではないでしょうか?みなさんの力で助けられる命があります。今回は心臓マッサージについてご説明します。

意外と知らない?対処法
まず初めにすることは助けを呼ぶ!
倒れている人をみつけてまず初めにすべきことは、助けを呼ぶことです。助けを呼んで周りの人に救急車を呼んでもらったり、AEDを探してもらいましょう。そしてその間に心肺蘇生・心臓マッサージを行います。助けを呼ばないと、全て一人でしなければいけなくなります。そうなると大変ですので、周りの人に声を変えて助けてもらいましょう。
心臓マッサージだけでも十分に効果がある!
心肺蘇生法は、人工呼吸と心臓マッサージをセットにして行わなければいけないと思われている方がいますが、そのようなことはありません。過去にはそのようにいわれていましたが、現在では心臓マッサージだけでも十分に効果があるといわれています。実際、人工呼吸は少し勉強しないと難しい点がありますが、心臓マッサージは押さえるべき場所、スピード、深さ(強さ)が分かっていれば誰でも行うことができます。
まとめ
心臓マッサージを行うことで助かる命があります。わたしには関係ないから…と思わずにぜひみなさんも実行してみてください。また、県内の消防署では詳しい心臓マッサージのやり方、AEDの使用方法などを教えてくれます。もっと詳しく学びたいという方はぜひお近くの消防署にお問い合わせください。
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
PAGE TOP