番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

インフルエンザ

今日のドクター

福井県内科医会
岩崎博道先生

病気説明

インフルエンザとは年末から冬を中心に流行する呼吸器感染症の事です。インフルエンザに罹ると喉の痛みや関節痛、場合によっては40°近い高熱が出ます。高齢者や乳幼児、他の病気に罹っている方などは免疫力も弱く、インフルエンザから合併症をおこすリスクもありますので、多くの人が予防ワクチンを接種し、感染を広げないようにして下さい。

意外と知らない?対処法
インフルエンザの予防には手洗いが一番大事です
インフルエンザの予防には手洗い・うがい・マスク着用が有効ですが、予防の為に行うのであれば手洗いが一番重要になります。感染の拡大予防には人にうつさない事と、うつらない事が大事ですから、人にうつさない為にはマスク着用、うつらない為には手洗いをするようにしてください。手洗いは水でさっと洗うだけでは効果がありませんので、石けんで洗い、水で良く洗い流すようにして下さい。この間がおよそ30秒あればアルコール消毒と同じくらいの効果があると言われていますので、外出先から戻った後はしっかりと手洗いをするようにして下さい。
予防接種の効果はすぐには現れません
インフルエンザの予防接種を受けても体の中に免疫がつくまでにおよそ2週間かかりますので、接種後すぐに効果は現れません。また、ワクチンの効果はおよそ6ヶ月と言われていますので、あまり早く接種しすぎてもインフルエンザの流行時期にワクチンの効果が切れてしまいます。ですから10月の終わりか11月頃を接種の目安とするようにして下さい。インフルエンザの予防にはワクチン接種が最も効果がありますから、出来るだけ多くの方がワクチン接種を行い感染拡大の予防をするようにしてください。
まとめ
インフルエンザは、なる前の予防と、なってしまってからの対処が重要になります。インフルエンザになってしまった時にこそ、周囲にうつさないように気を配るようにすると良いでしょう。
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